J2湘南ベルマーレ、RIZAPが保有全株式をフジタやアマダらへ譲渡!今後は「特定の親会社を持たない独立した企業集団」に

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J2の湘南ベルマーレは20日、この日開催された取締役会において、RIZAPスポーツパートナーズ株式会社が保有する株式会社湘南ベルマーレ全株式を、株式会社フジタを代表とする共同出資者へ譲渡することについて決議したと発表した。



具体的には、RIZAPスポーツパートナーズが保有する全株式13,587株(持株比率50.002%)を以下の配分で各企業が取得する。



フジタ:4,000株(14.720%)
アマダ:4,000株(14.720%)
産業能率大学:1,500株(5.520%)
日本端子:1,087株(4.000%)
マッケンジーハウス:1,500株(5.520%)
Authense Holdings:1,500株(5.520%)



※括弧内は持株比率



今回の株式取得の理由について、「ベルマーレ」の前身であり、業績不振により一時クラブ運営から撤退したものの、2017年にユニフォームスポンサーとして復帰したフジタは以下のように綴っている。



「1993年にJリーグに昇格したベルマーレ平塚を前身とする湘南ベルマーレは、1999年に発足。2017年の昇格以降、8年連続J1リーグに所属し、2018年にはルヴァンカップを制覇するなど、責任企業であるRIZAPグループをはじめとした数多くの関係者のご尽力と地域の皆様の深い愛情によって、高い知名度と人気を誇るクラブへと成長を遂げました。



また、中長期計画『TARGET35』ではフットボール領域の進化、事業収益の拡大、地域密着力の向上を掲げ、地域に根差し、地域に愛されるクラブとしてサステナビリティ活動をさらに強化する方針を示しています。



フジタはこれまでも湘南ベルマーレの企業理念に賛同し、パートナーシップを構築してまいりましたが、このたび、湘南ベルマーレとの関係をより強固な形で発展させるため、本件株式を取得することについて合意に至りました。



なお今回の取引により、湘南ベルマーレは特定の親会社を持たない独立した企業集団となります。フジタは今後も『湘南ベルマーレは地域が支え育んできた市民クラブである』との立場から、独立したクラブ運営とその発展を地域の皆様とともに支えてまいります」



また、RIZAPグループは株式譲渡の理由について、「湘南ベルマーレの持続的発展に向けた決断」とし、以下のように説明した。



「当社グループは2018年の経営参画以来、責任企業として湘南ベルマーレの経営を支えてまいりました。昨シーズンのJ2降格という結果を真摯に受け止め、最短でのJ1復帰を実現すべく、抜本的な再建計画の策定とその実行に向けた覚悟を持って取り組んでまいりました。



湘南ベルマーレは市民クラブからスタートした、地域に深く根付いたクラブです。これからのクラブのさらなる発展には、地域密着をより鮮明にし、地元のスポンサーや出資者の皆様と共に歩んでいく体制こそが本来あるべき姿であると考え、当社グループが引き続き過半数の株式を保有することを前提に、地元事業者様との新たな共闘体制の構築を模索してまいりました。



しかしながら、一連の報道等もあり、評議会をはじめとする地域の皆様との関わりにおいて、当社グループが主導し続けることへの一定の難しさを感じていたのも事実です。



こうした議論を重ねる過程において、かつての親企業であるフジタ様より、『ベルマーレは数多くの関係者のご尽力と地域の皆様の深い愛情によって育まれた市民クラブであり、それがクラブの魅力の本質である。フジタを中心とした複数のパートナーでベルマーレを下支えすることで、その本来の姿を強固な形で発展させていきたい』という申し出をいただきました。



当社グループとしては、何が本当にベルマーレにとって最善の体制なのかを考え抜きました。結果として、歴史的背景を持ちベルマーレの理念を深く理解するフジタ様が、志をともにするパートナーの皆さまと手を取り合い、責任を持って経営を支えることこそが、クラブ再生への最短距離であるとの結論に至りました。



そのため、当社グループは保有する全ての株式を譲渡することを決断いたしました。本株式譲渡により当社グループは経営から撤退いたしますが、これは新体制が地域の皆様からの信頼を一身に受け、フジタ様のリーダーシップのもとで新しいベルマーレを創り上げてほしいという、当社なりの責任の取り方であります」



新たな経営体制等については、3月に開催予定の臨時株主総会後に発表される。



世界のトップを育成!湘南ベルマーレの「歴代最強日本人」5名



筆者:奥崎覚(編集部)



試合だけでなくユニフォーム、スパイク、スタジアム、ファン・サポーター、カルチャー、ビジネス、テクノロジーなどなど、サッカーの様々な面白さを発信します。現場好き。週末フットボーラー。

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