鹿島アントラーズは4日、DF安西幸輝が、5月31日(土)のJ1第19節ガンバ大阪戦で負傷。左膝前十字靭帯損傷と診断されたことを発表した。
安西は1995年5月31日生まれの30歳。東京ヴェルディのアカデミー出身で、トップ昇格1年目の2014シーズン、いきなりJ2で41試合に出場した攻撃的サイドバックだ。
2017シーズンにはミゲル・アンヘル・ロティーナ監督のもと、「戦術・安西幸輝」と言っても過言ではないほど圧巻のパフォーマンスを披露し、チームが5位に入る原動力となった。
2018年に鹿島へ移籍。日本代表にデビューすると、ポルティモネンセから帰還した2021シーズン以降は内田篤人がつけていた背番号2を受け継ぎ、今季も左サイドバックとして開幕からJ1全19試合に先発していた。
J1で首位を走る鹿島にとっては、MF師岡柊生(左アキレス腱断裂)、DF関川郁万(左膝複合靱帯損傷)に続く主力の長期離脱。しかも左サイドバックは安西以外適任者がおらず、大きな痛手となってしまった。