現役引退を表明したインテル・マイアミ(MLS)の元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツは、指導者を目指すようだ。

ラ・リーガの名門バルセロナで活躍し、公式戦通算722試合出場18ゴール46アシストを記録したブスケツ。

2023年より在籍しているインテル・マイアミではここまで公式戦105試合に出場しているが、今シーズン限りで現役を引退する予定だ。

インテル・マイアミのハビエル・マスケラーノ監督は、かつてバルセロナで共闘したブスケツに対して「センターミッドフィルダーに対する我々の考え方を少し変えた選手」、「不可欠な存在」と称賛した。27日、『マルカ』が伝えた。

「ブスケツがいなければ、ロドリ(スペイン代表、マンチェスター・シティ所属)は存在しなかっただろう。私がいままで見た中で最高のセンターミッドフィルダーの一人だ」

その上で指揮官はブスケツと今後について話し合いを行ったと説明。「ここ数週間、そのこと(引退)について考えていた。彼はまだ選手だし、私たちは彼のレベルをこれからも楽しむことができるので残念だ」としつつ、ブスケツが監督を目指していると明かした。

「以前も話したが、ブスケツは監督を目指すと言っていた。どれくらい時間がかかるかは分からないが、彼にはあらゆる素質がある」

MLSイースタン・カンファレンスで現在勝点55の3位につけるインテル・マイアミは、リーグ戦残り5試合を戦う。首位のフィラデルフィア・ユニオンとは5ポイント差となっている。

編集部おすすめ