水戸ホーリーホックは30日、湘南ベルマーレよりFW根本凌が完全移籍にて加入することになったと発表した。
根本は2000年2月3日生まれの25歳。
特別指定選手として公式戦に出場していたが、プロ入りした2022年はなかなか出場機会を掴めず、同年6月に栃木SCへ期限付き移籍。そのまま1年半を過ごし、2024年に湘南へ復帰していた。
今季はここまで10試合0ゴール。移籍を決断した根本のコメントはこちら。
水戸ホーリーホック公式
「湘南ベルマーレから来ました根本凌です。
水戸ホーリーホックのJ1昇格に貢献できるよう全力で頑張ります。応援よろしくお願いします」
湘南ベルマーレ公式
「このたび、水戸ホーリーホックに移籍することになりました。まずは、このタイミングでの移籍となってしまい、申し訳ありません。
大学3年生の特別指定の期間から約5年半、期限付き移籍で栃木に行っても、大怪我をしても変わらず応援してくださり、ありがとうございます。
地元でもあるこのクラブでプロサッカー選手としてのキャリアをスタートできたこと、ホームでもアウェイでも最高の雰囲気を作ってくださり、勝利のダンスを踊る瞬間、すべてが自分の人生の中でかけがえのない宝物です。
怪我から復帰をし、約1年、結果という形でチームに貢献できなかったことへの悔しい気持ちが強くあります。この悔しい気持ちを糧に、今後の自分のサッカー人生に繋げていきたいと思います」
水戸ホーリーホックは現在、J2で2位に勝点7差をつけて首位を快走中。
悲願のJ1初昇格を目指しているが、今季11試合3ゴールの24歳FW寺沼星文が今週、J1東京ヴェルディへの移籍が決定的と報道。前線で体を張れる大型FWとして根本に白羽の矢を立てたとみられる。