日本代表として出場した2010年ワールドカップでベスト16進出に貢献した松井大輔氏。
2011年に女優やタレントなどとして活躍する加藤ローサさんと結婚し、2人の子供が誕生した。
そうしたなか、40歳になったローサさんは、日本テレビ系列の『おしゃれクリップ』に出演すると、松井氏と離婚していたことを明かした。
離婚自体は今年よりも前にしていたそうで、「実は籍を抜いていて。新しい私たちの形で、いま一緒に生活は続けつつ、夫婦という形を変えて離婚をしていて。初めて言っちゃった(笑)なにか大きなことがあったとかじゃないんですけど、年月を重ねて関係性が変わっていったっていう感じかな。形が変わっちゃったねぇみたいな感じですかね。一緒に住んだままなんですけど、彼は去年サッカー選手を引退して、さらに忙しくなり、日本国内だけじゃなくて、海外でもサッカー教室をやったりとか飛び回っているので、さらに顔を合わせることは少なくなったけど、家から出発して家に帰ってくるのは変わらずで。2人の共通の思いで、お父さんとお母さんの役割は果たしたいねっていうので。だから、永久的に一緒に住むことはないと思うんですけど」などと説明。
街中で会った人から松井氏の話をされた際に「いちいちウソをついている気がして、苦しかった」そう。
VTRで出演した松井氏は「今日ここで(離婚する)みたいのはない。本当に変わらず、一緒に住んでいますし。紙(離婚届)の問題だけだと思うんですけど。
一方、ローサさんは、生活スタイルが変わらないのに、離婚した理由についてはこう明かしている。
「彼は自分の好きなことだけを追いかけているタイプなので変わらない。
籍が入っていると入っていないとでは、私の気持ちが結構変わって。いい妻でいなきゃみたいにすごい思ってしまって。
今日とか仕事から帰ったらすぐ夜ご飯じゃないですか、いい妻しなきゃと思うと、前もって買い出ししたり、ご飯つくったり準備して、温めるだけの状態にして出かけたり。
結局、仕事ひとつするにも自分がめっちゃ大変だったんですけど、今はそこの力が抜けたというか。そもそも妻じゃない、頑張らなくていいと思えるようになって。
(松井氏はあまり変わらないと話していたが)私はすごい変わったなと思います」
すでに吹っ切れた様子のローサさんは、終始笑顔で語っていたが、結婚生活では苦しいこともあったそう。
現役時代の松井氏はフランス、ブルガリア、ポーランドなど欧州でプレーし、ローサさんは現地でひとりでの出産も経験。
松井氏は苦労を掛けたと感謝を口にしていた。
「大変でしかなかったでしょうね。僕はずっと海外に住みたかったので、それに付き合わせてしまったのは申し訳なく思いつつもすごく感謝しています。
(日本からポーランドまでは)20時間くらいかかるんですよ、そこを1人で来てくれた時は本当に感謝しかなかったです。
(お腹に)子供2人目がいるのに、こうやって行かないといけなかった(当時1歳だった長男を抱きかかえて)。飛行機のなかで泣きながら、スチュワーデスさんに慰められてたって。
本当に感謝しかないですよね。自分という突拍子もない性格や、サッカーしかしてこなかったりで、色んな苦労をしたと思いますけどこれを機に彼女らしさを出してほしいなと思います」
そして、ローサさんは、自分の人生を見つめ直した理由についてこう語った。
「残りの人生、少ないなと思って(笑)子どもたちが大きくなったっていうのもすごいあると思うんですよね。来年は下の子も中学生なので、それぞれ自分の世界があって、私はどんどん必要なくなってきたなと実感しているんですけど。
そうなった時に、ふと、あれ自分って何がしたい人なんだっけとか、どういうのが好きで、どういう人間だったっけというのが、ぱっと出てこなくなっちゃったんですよね。
家族ファーストで考えすぎて、すべてを。
今日、公表できたこともすごい大きなことで。ずっと家にいるだけじゃない自分が久しぶりにあって、今はすごいいい感じです」