今年1月、母国フランスのマルセイユからドイツ1部フランクフルトへ、約40億円で移籍したU-21フランス代表FWエリー・ワイ。

しかしながら、移籍から5か月近くが経った現在でも、試合出場は8試合に留まり、得点・アシストも残っていない。

クラブ史上最高額の移籍金での移籍だったということもあり、現地ではバッシングが相次いでいる。

現地紙『Frankfurter Rundschau』は「ドッペルゲンガーはいるのでしょうか?」という題でワイを批判する記事を掲載。

ワイについて、「もしかしたらドッペルゲンガーか、以前は無名だった双子の兄弟か、あるいはその類の人物かもしれない」と冗談半分にワイの現状を糾弾している。

ワイの獲得には、日本代表FW鎌田大地などの獲得にも携わった同クラブの敏腕スポーツダイレクター、マルクス・クロシェ氏が関わっている。

同氏が「非凡な才能がある」と評価するワイが振るわないことに現地では驚きの声が相次いでいる。

クロシェ氏は昨年のマルセイユ時代から続くワイの不調を「楽なものではなかった」としたうえで、現在は「彼は今、自分の時間を得ており、新シーズンで実力を発揮してくれるだろう」として、ワイの適応に時間がかかると説明している。

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