7月に韓国で開催された東アジアE-1サッカー選手権で、なでしこジャパンの背番号10を背負った塩越柚歩。

27歳の塩越は、埼玉県出身で地元の三菱重工浦和レッズレディースで生え抜きのスター選手として活躍していたが、この夏にWEリーグ女王の日テレ・東京ヴェルディベレーザに電撃移籍した。

その塩越は、24日に味の素フィールド西が丘で行われた古巣浦和との試合にフル出場。

0-1で敗れた試合後、元チームメイトと健闘を讃えあった際に思わず泣き崩れていた。

塩越はこのようなメッセージをSNSに綴っている。

「特別な試合でした。一生忘れない試合になりました。まだまだここから。チームも個人ももっともっと成長します。たくさんの応援ありがとうございました!

そしてレッズサポーターのみなさん愛のあるブーイング、温かい拍手本当にありがとうございました!」

また、同じ埼玉出身で同世代の浦和DF長嶋玲奈には「いつまでもずっとずっとよろしくね。れいの顔見たら涙出たの悔しい」とのコメントを送っていた。これまで一緒だった盟友と戦った後、込み上げた感情をこらえきれなかったようだ。

そのうえで、塩越は「誰になんと言われようが、チームのために勝利のためにもっともっと強くなります」との意気込みも綴っていた。

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