現在イングランド・プレミアリーグで首位を走っているアーセナルの指揮官ミケル・アルテタが、自身のチームのスタイルに向けられる批判に対して反論したとのこと。
『Mirror』が伝えたところによれば、アルテタは現在のプレミアリーグがヨーロッパの他のコンペティションと比較して「エンターテインメント性に欠けている」ことを認めつつ、ルールが変更されない限りこの状況は変わらないと主張したという。
今シーズンのアーセナルは、セットプレーを最大の武器にしてリーグ首位に立っている。先日のチェルシー戦でも得点を重ねており、今季のセットプレーからの総ゴール数は「16」にまで達している。その点で圧倒的な強さを見せる一方で、その戦術は「退屈だ」という批判も少なくない。
また、リヴァプールのアルネ・スロット監督も先日、「他の欧州リーグの方がプレミアリーグよりもエンターテインメント価値が高い。それはイングランドがセットプレーに依存しすぎているからだ」と語っていた。
そしてアルテタ監督はこの意見に同意しつつ、次のようにコメントしたとのこと。
「もし自陣にあと3人選手を追加して、常にフリーな選手を作って美しいサッカーをしたいのであれば、それは可能だ。だが、今のプレミアリーグでそういったフットボールが見たいなら、他の国のリーグを見るべきだね。ここ2、3シーズンのイングランドは、そういう場所ではないからね。
ルールを変えない限り、この流れは続いていくだろう。フットボールは進化しているんだ。4年前とは全く別の競技になっているのだから」
具体的にどのルールを変えるべきかについては言及を避けていたようだが、現在のプレミアリーグではマンツーマン系の守備システムが広がっていることにより、流れの中での攻撃が遮断されやすくなっていると伝えられている。
また、ライバルであるマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督も、アルテタのコメントに同意していたとのこと。
「監督も選手も、そしてアーセナルのファンも今の状況に満足しているはずだ。ファンに『セットプレーの戦術をやめてほしいか?』と聞いても、誰もイエスとは言わないだろう。セットプレーになれば『ゴールが生まれるぞ』とワクワクできるんだからね。どのチームもそんな雰囲気を作りたいと思っているはずだ。そして、今季のリーグは質が低いとか、優勝チームに魅力がないなんて意見には、私は全く同意できないよ」
現在、プレミアリーグは緻密な戦術とフィジカルのぶつかり合いが極限まで高まっており、20年前のような「ロングボールを蹴り合い、オープンで派手な撃ち合いをする」というサッカーはもはや存在していない。
アルテタ監督はそのなかでセットプレーを最大の武器にすると目標を定めて戦っており、「エンターテインメント性を求めるならば他のリーグを見るべきだ」と批判の声に答えたようだ。
筆者:石井彰(編集部)

![ワールドサッカーダイジェスト 2024年 9/19 号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/61iNZutK1hL._SL500_.jpg)




![[ミズノ] フットサルシューズ モナルシーダ NEO SALA CLUB IN ホワイト/レッド 26.5 cm 3E](https://m.media-amazon.com/images/I/51KyBx5v2JL._SL500_.jpg)

![[ミズノ] フットサルシューズ モレリア TF ブラック/ホワイト 26.5 cm 2E](https://m.media-amazon.com/images/I/41P+itybOvL._SL500_.jpg)


