「iPS心臓」や鉄腕アトム、ブラックジャックの登場で人気を博した『PASONA NATUREVERSE』【プレイバック大阪・関西万博】

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2025年も残りわずかとなりましたが、大阪・関西万博の盛況は、今年を語る上で欠かせない出来事になりました。未来に向けたさまざまな最新技術や研究が展示される会場で、一際存在感を示したのが、アンモナイトをモチーフにした外観が印象的な 『PASONA NATUREVERSE』の展示でした。

『iPS心臓』の展示やブラックジャックや鉄腕アトムの登場する感動的なアニメーションなどが人気を集めた展示を、改めて振り返ってみましょう。



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(C)Getty images 「いのちの先輩」であるアンモナイトを模した外観が印象的なパビリオン。一部は淡路島への移転が決まっているそうだ。



『いのち、ありがとう。』をコンセプトに、子どもからお年寄りまで、世界中のすべての人たちが、いのちを尊び、いのちへの感謝で包まれる社会『NATUREVERSE』の実現を目指すグループの思いを込めたパビリオンでは、3つのエリアが設けられ、来場される皆さんが「いのち」に対して向き合い、考える時間となりました。



「いのちの歴史ゾーン」



「iPS心臓」や鉄腕アトム、ブラックジャックの登場で人気を博した『PASONA NATUREVERSE』【プレイバック大阪・関西万博】
画像1: 「いのちの歴史ゾーン」


パビリオンに一歩足を踏み入れると、まず目に入ってくるのが「いのちの歴史ゾーン」に設置されている大きな樹です。生命の進化を表現している木の内部には、生命が進化してきた歩みを表す地層があり、これまでに生命が歩んできた何万年もの歴史に思いを掻き立てられます。



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画像2: 「いのちの歴史ゾーン」


7色に輝く大きなアンモライトの展示も。遊色効果を持つアンモナイトのことをこう呼び、光り輝くまでには長い年月をかけて変化してきた道のりがあるそう。



iPS心臓・心筋シートが注目の的に「からだゾーン」



「iPS心臓」や鉄腕アトム、ブラックジャックの登場で人気を博した『PASONA NATUREVERSE』【プレイバック大阪・関西万博】
画像: 医療が発展する可能性を感じずにはいられなかったiPS細胞で作られた「iPS心臓」および「iPS心筋シート」の展示。

医療が発展する可能性を感じずにはいられなかったiPS細胞で作られた「iPS心臓」および「iPS心筋シート」の展示。



漫画家の手塚治虫氏が手がけたキャラクター、ブラック・ジャックがナビゲーターを務める「からだゾーン」ではiPS心臓・心筋シートの展示も。培養液の中で、実際に動いている心臓を前にした来場者の皆さんは、思い思いに感想を語っていました。



「iPS心臓」や鉄腕アトム、ブラックジャックの登場で人気を博した『PASONA NATUREVERSE』【プレイバック大阪・関西万博】
画像: iPS心臓・心筋シートが注目の的に「からだゾーン」


こちらは「からだゾーン」に設けられた未来のベッド。それぞれの身体のコンディションを測定し、それに合わせた睡眠空間が提供され、安心で快適な睡眠をとることができるそう。



最先端技術を使った「手術用ガイドワイヤー」や「未来のカテーテル」」手術の体験コーナー、さらには「僻地でも最先端の治療が受けられる」と高い期待が寄せられている「空飛ぶ手術室」の展示も行われ、医療技術の進化に可能性を感じさせる内容になっていました。



微生物の世界に誘う展示も



「iPS心臓」や鉄腕アトム、ブラックジャックの登場で人気を博した『PASONA NATUREVERSE』【プレイバック大阪・関西万博】
画像: 微生物の視線では、このように猫も大型動物のように見えるそう。

微生物の視線では、このように猫も大型動物のように見えるそう。



「からだゾーン」では、「Wonder Earth ~あなたの知らない微生物の世界~」と題した、微生物の過ごす世界を体感できるゾーンも。微生物がクラス地中の様子を感じながらさまざまな動物に出くわすプログラムは、斬新な目線で世の中を見つめることができ、不思議な感覚が味わえるものでした。



「iPS心臓」や鉄腕アトム、ブラックジャックの登場で人気を博した『PASONA NATUREVERSE』【プレイバック大阪・関西万博】
画像: 野菜が植えられた土の下で、微生物たちは暮らしている。微生物の視線で見た世界は、これまでにない斬新だものだった。

野菜が植えられた土の下で、微生物たちは暮らしている。微生物の視線で見た世界は、これまでにない斬新だものだった。



鉄腕アトム・ブラックジャックが登場する「こころ・きずなゾーン」



「iPS心臓」や鉄腕アトム、ブラックジャックの登場で人気を博した『PASONA NATUREVERSE』【プレイバック大阪・関西万博】
画像: 鉄腕アトム・ブラックジャックが登場する「こころ・きずなゾーン」


大型ビジョンが目を惹く「こころ・きずなゾーン」では、手塚治虫氏が手がけた人気キャラクター、ブラックジャックと鉄腕アトムによる迫力画像が。



アトムは戦いの末にコロニーを倒し、地球を救うことになりますが、その一方でひどく傷つき、心臓を失ってしまいます。そこに医師であるブラック・ジャックが登場。iPS細胞心臓を移植させ、「ネオアトム」として生まれ変わらせるといったストーリーが描かれていました。



生命をテーマにした 『PASONA NATUREVERSE』は、9月29日に来場者200万人を達成し、大盛況で閉幕を迎えました。パビリオンで展示されたものの一部は、兵庫県の淡路島などに移設されるようなので、今後の動向にも注目していきましょう。

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