優れたゴールキーパーは、素晴らしいストライカーと同じくらいに違いを作り出すことができる。
しかしながら、ときにはその影響力が過小評価されてしまうものだ。
今回は『The Football Faithful』から「2025-26シーズンのプレミアリーグで最も優れているゴールキーパーTOP5」をご紹介する。
5位:ジョーダン・ピックフォード
国籍:イングランド
クラブ:エヴァートン
ジョーダン・ピックフォードは過小評価されている選手の一人だ。彼の名前に敬意を払うことを恐れるべきではない。
イングランド代表での9試合無失点が話題になっているが、それ抜きにしても彼は長年に渡って安定したパフォーマンスを続けているゴールキーパーであり、高く評価されて然るべき存在である。
2023-24シーズン終了後にはエヴァートンで3年連続のクラブ年間最優秀選手に選ばれたことも。これは並のゴールキーパーでは不可能なことであり、勝ったり負けたりを繰り返す中堅チームの中でどれだけ貴重な働きをしているかという事実を証明している。
4位:エミリアーノ・マルティネス
国籍:アルゼンチン
クラブ:アストン・ヴィラ
アストン・ヴィラでプレーしているアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスは、近年かつてほどの凄みはないかもしれないが、それでもプレミアリーグで最も存在感のあるゴールキーパーの一人である。
アーセナルで長くバックアップの立場を余儀なくされたものの、20代後半になってレギュラーを奪い、急速に評価を高めた。2022年にはアルゼンチン代表としてワールドカップをも制覇した。
彼がプレーするようになってからアストン・ヴィラもヨーロッパの大会にしばしば出場するようになっており、クラブ全体を成長させるだけの影響力を見せつけている。
3位:ジャンルイージ・ドンナルンマ
国籍:イタリア
クラブ:マンチェスター・シティ
長年ゴールキーパーを務めてきたエデルソンがトルコのフェネルバフチェへと去っていったマンチェスター・シティ。その後釜として、およそ2600万ポンドと言われている破格の移籍金でドンナルンマを獲得した。
パリ・サンジェルマンでチャンピオンズリーグを制覇したあと、彼は前クラブとの契約更新を拒否していたため、その実績を考えれば驚くほどの安値で取引された。
シティへとやってきたドンナルンマは、グアルディオラ監督が求めている攻撃的なタイプではないものの、正真正銘のショットストッパーとしてゴールマウスに鍵をかけており、公式戦16試合に出場した段階で10回のクリーンシートを達成している。
2位:ダビド・ラヤ
国籍:スペイン
クラブ:アーセナル
2023年にブレントフォードからアーセナルへと期限付き移籍したスペイン人GK。数カ月後にはアーロン・ラムズデールのポジションを奪い取り、レギュラーの座を確保した。
彼の反応速度はまるでネコのようであり、鋭いジャンプでシュートを弾き出す。その一方で足元でボールを扱う技術にも長けており、ミケル・アルテタ監督が求める攻撃への貢献にも力を発揮。
優れたパスワークに加えてプレッシャー下でも冷静さを保てる彼は、まさにプレミアリーグ屈指のゴールキーパーだといえる。
1位:アリソン
国籍:ブラジル
クラブ:リヴァプール
2018年にローマからリヴァプールへとやってきたアリソン。フィルヒル・ファン・ダイクとともにクラブの守備を改革し、チャンピオンズリーグやプレミアリーグでの優勝を導いた立役者だ。
それから7年の月日が経ち、怪我での長期離脱も経験したが、33歳になってもそのパフォーマンスに大きな衰えを感じさせることはない。
長く全盛期を続けている彼は、プレミアリーグの歴史上でも五指に入るほどのゴールキーパーであろう。その自信はチーム全体に波及しており、リヴァプールの近年の成功に大きく貢献したといえる。
※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。

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