先日発表された日本代表メンバーでは、22歳佐野航大が復帰したこと、そして、20歳塩貝健人が初招集されたことが話題になった。2人はこの冬までチームメイトだった間柄だ。
佐野は、昨年6月に日本代表デビューした際、兄である佐野海舟とともにピッチに立った。
オランダ1部のNECで目覚ましい活躍を続けており、この冬には2000万ユーロ(約36.8億円)で移籍オファーがあったほど。
一方、慶應大学ソッカー部出身の塩貝は、NECでゴールを量産すると、この冬にドイツ1部ヴォルフスブルクに引き抜かれた。
そうしたなか、佐野は、『Forza NEC』のインタビューで、様々な話題について語った。
彼は適正ポジションが分からないほど幅広いエリアでプレーできるが、「もっとゴールとアシストをしたい。当初は守備的MFとしてプレーしていたけれど、今は”8番“としてプレーしていて、より積極的に攻撃参加できるようになった。その戦術のおかげで、守備の時でもボールに触れる機会が増えた。それでさらによくなった」とのこと。
日本は今夏のワールドカップでオランダと対戦するが、佐野だけでなく日本代表FW小川航基も所属するNECでもその話題が出たようだ。代表でのポジション争いを含めて、こう述べていた。
「(昨年9月以来の代表復帰は)本当に大きい。夢なので。
競争は厳しいけれど、そこから学んでいる。鎌田大地選手、伊東純也選手、久保建英選手のような選手から学んでいる。
(NECと日本代表は)全く違うタイプのサッカー。NECでやっていることと比べるのは難しいけれど、レベルは非常に高い」
「(日本とオランダとの対戦が決まると)僕らは『日本が勝つ』と言ったし、それについてよくジョークも飛ばしたよ。
ありえないと言う人もいれば、チャンスはあると思う人もいた。この夏にどうなるか見てみよう」
そして、冬に移籍していった塩貝については、こう触れていた。
「健人とは頻繁に連絡をとっている、週に5回くらいは。よく話をする。互いの試合を見て、何でも話す。
彼は僕らのことを恋しがっていると思う。ナイメヘンが気に入ったと言っていたから。
彼は新しいリーグ、厳しい環境に飛び込んだばかりで、適応しなければならない。
彼ならやれると確信している。健人がヴォルフスブルクで安定したプレーを続けられることを願っているよ」
そして、この冬にあった移籍騒動については、「難しかった。外野からの雑音がかなりあった。試合中は全てを忘れる。そして、試合だけに集中する。まだ移籍のことは考えていない。試合に集中したい。NECでチャンピオンズリーグ出場権を獲得し、カップ戦で優勝するのが目標」と語っていた。
佐野と小川が所属するNECは現在3位と好調で、4月には毎熊晟矢と市原吏音が所属するAZとのオランダカップ決勝を戦う。
筆者:井上大輔(編集部)

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