日本代表FW南野拓実の元同僚が、ピッチ外の疑惑で揺れている。
韓国の芸能メディア『Dispatch』は11日、プレミアリーグのウルヴァーハンプトンに所属する韓国代表FWファン・ヒチャンが、高級車レンタル・儀典サービス企業『バハナ』に対し、契約外の過度な要求を繰り返す「ハラスメント」を行っていた実態を報じた。
ファンは、ザルツブルク時代に日本代表FW南野拓実らと共に強力な攻撃陣を形成し、日本でも馴染み深い選手だ。しかし、今回の報道で浮き彫りになったのは、華やかなスター選手の身勝手な振る舞いだった。
同メディアによると、ファン・ヒチャンは2024年から2025年にかけて、フェラーリやランボルギーニなどのスーパーカーの提供を同社から受けていた。問題視されているのは、その管理体制と事故後の対応だ。
2025年5月、ファン・ヒチャンが運転していた8億6,000万ウォン(約9,000万円)相当の「フェラーリ・プロサングエ」が、ソウルの永東大橋でガス欠により立ち往生した。ファン・ヒチャンは「深夜の道路は危険」との理由で、ハザードランプをつけたまま車両を橋の上に放置して現場を離脱。さらに、この事故の原因を「ガソリン残量の注意点を説明しなかった企業側の責任」と主張したという。
また、駐車中に別の車両へ接触事故を起こした際も、自ら対応することなく業者に事後処理を丸投げし、現場を去っていたことが明らかになったという。同社側は「選手の個人情報を守るため、運転者をすり替えて事故処理を行った」と衝撃の告白をしている。
パワハラ疑惑は選手本人にとどまらない。実姉のファン・ヒジョン氏も高級車を乗り回し、10回以上の事故を起こしながら一度も責任を取っていないとされる。さらに、一族の葬儀でのスタッフ動員や知人女性の送迎、さらにはテント張りや買い出しといった「契約外の雑用」を日常的に要求していた実態を同メディアは告発した。
企業側は「韓国代表を支える自負心があったが、実態はただの使い走りだった」と憤りを隠さない。対するファン・ヒチャン側は、広報義務の不履行を指摘されてもSNSで「親指を立てたスタンプ」を返すのみで、誠実な対応は見られなかったという。
「永東大橋にフェラーリを放置」という衝撃的な見出しで報じられた今回の騒動は、韓国国内でアスリートのモラルを問う大きな波紋を広げている。
かつて南野と切磋琢磨し、欧州の舞台で喝采を浴びたFWは今、信頼という名のゴールを大きく外してしまったのかもしれない。
筆者:江島耕太郎(編集部)

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