スペインの強豪アトレティコ・マドリーは、17日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ初戦で日本代表MF遠藤航が所属するリヴァプールに2-3で敗れた。
アトレティコのアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスは怪我でその試合を欠場したが、21日に行われたマジョルカとのリーグ戦で復帰。
ただ、前半14分にPKを失敗すると、スコアレスだった後半17分に3人同時交代でベンチに下げられた。
その際、ベンチに戻ったアルバレスは不満げな様子で何か言葉を口にしていた。
『Marca』は「アルバレスは交代に怒りを露わにした」としつつ、彼が「いつも俺かよ」と言い放っていたと伝えている。
1-1の引き分けに終わった試合後、アトレティコのディエゴ・シメオネ監督は、アルバレスの交代についてこう述べていた。
「彼はチーム内で最高のアタッカー。我々にはベストな彼が必要なんだ。
彼はとてもいいプレーをしていたが、ペナルティエリア内のより深い位置でチャンスを作るにはアレクサンデル・セルロートが必要だと思った。
彼(セルロート)は混乱したプレーで退場させられ、我々は一人少ない状況に陥ったがね。フリアンに関しては選手は誰もが交代になると怒る。それは当たり前だ」
シメオネ監督は熱血漢として知られるが、アルバレスが怒っていたことは普通だと感じているようだ。
アルバレスとの交代で出場したノルウェー人FWセルロートは、投入からわずか10分後に足裏で相手を削るプレーで一発退場になっている。
なお、マジョルカの浅野拓磨は先発から68分間プレーした。