かつて元日本代表MF中田英寿氏もプレーしたイタリアのフィオレンティーナ。
22日に同クラブは、「悲しみに暮れており、深い哀悼の意を表する」として、元所属選手であるセレステ・ピン氏が亡くなったと訃報を伝えた。
ピン氏は1961年生まれの64歳だった。フィオレンティーナで250試合以上に出場し、イタリアを代表するスターだったロベルト・バッジョやステーファノ・ピオーリ(現フィオレンティーナ監督)ともプレー。
『Leggo』によれば、戦術眼に優れた堅実なセンターバックで、ディフェンスラインを牽引する能力とピッチ上で闘志が高く評価されていたそう。
ピッチ上での献身的なプレーからファンに愛されたほか、2022年には貢献が認められ、クラブの殿堂入りも果たしていたという。
引退後もフィレンツェに留まり、ユースチームを率いるなどクラブとの関係が深かったとか。ただ、最近は不動産業が本業だったとも。
22日に連絡がつかないと親族から通報を受けた警察が自宅で亡くなっているのを発見したそうで、遺書はなかったものの、自殺の可能性があるという。
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