世界最速で2026年W杯予選を突破した日本代表。

同じアジア最終予選グループCを戦った中国は、予選敗退が決まった。

2002年日韓大会以降、W杯から遠ざかっている中国は、今予選敗退によってブランコ・イヴァンコヴィッチ監督との契約を解除したとされている。

『Sofu』によれば、U-20中国代表を率いるデヤン・ジュルジェヴィッチ監督が暫定監督に就任したという。そのうえで、同紙はこうも伝えている。

「イヴァンコヴィッチ監督の退任はファンやメディアに注目されなかった。

14試合で4勝2分8敗。(昨年9月の予選初戦で)日本に0-7で敗れた試合は、中国サッカー史における最も恥ずべき1ページと言えるだろう。イヴァンコヴィッチの時代はついに終焉を迎えた。

勝率はわずか28.57%で、歴代監督の中で最下位に沈んでいる。

最も痛ましいのは日本戦での0-7の敗北だ。ユース育成システムの欠陥、選手の技術的欠陥、そしてチームに深く根付いた構造的な問題が露呈した。

中国代表の栄光の瞬間は、はるか昔に過ぎ去った。

東アジア選手権の試練は厳しいものになるだろう。

日本と韓国の両チームの戦術スタイルは、ハイプレッシャーと突破を主軸としており、極めて高いテクニックとフィジカルが必要になる。中国代表の現状では、このような高強度の試合で優位に立つことは難しい」

日本、中国、韓国、そして、香港は、7月に行われるE-1(東アジア選手権)で対戦するが、中国はジュルジェヴィッチ監督が暫定的に指揮をとる可能性があるようだ。

同紙は「かつてファンは中国代表監督職を『ブラックホール』と揶揄していた」とも伝えている。

編集部おすすめ