現在、日本代表を取り巻くホットトピックのひとつは佐野海舟と佐野航大の「兄弟で代表選手」という珍しい事象だろう。

世界を見渡すと、兄弟で代表チームに招集される選手は稀に存在しており、フランス代表のテオ・エルナンデスとリュカ・エルナンデスの「エルナンデス兄弟」などが知られている。

また、変わり種としては、スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラとブラジル代表MFラフィーニャの「アルカンタラ兄弟」が異なる国の代表チームで招集されるパターンも存在している。

そうした中で先日、新たに「アルカンタラ兄弟」パターンの珍しい代表兄弟が誕生した。

ブラジルメディア『Globo』は、ブラジル代表FWリシャルリソンの異父兄弟であるアルヴァロ・デ・オリヴェイラがUAE(アラブ首長国連邦)代表チームに新たに選出されたと報じた。また、同選手は昨日実施されたW杯アジア予選第3戦、キルギス対UAEの試合で途中出場し、代表デビューを果たしている。

オリヴェイラは現在所属しているUAE1部アル・バタイヒなど、UAE国内の複数クラブで18歳から6年間にわたりプレーしており、昨年帰化の要件を満たしていた。

招集に際しては、兄リシャルリソンからも祝福のメッセージを送られている。兄弟対決が実現する日は来るのだろうか、今後に注目だ。

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