
この夏に日本代表MF堂安律が加入したアイントラハト・フランクフルト。ドイツ・ブンデスリーガでこの数年間成長を続けているクラブであり、ヨーロッパのカップ戦にも継続的に参戦する存在となっている。
今回はそのフランクフルトにおいての「最も高額な給与を受け取っている選手TOP5」を『Salaryleaks』からご紹介する。
5位:ミヒャエル・ツェッテラー
国籍:ドイツ
年齢:30歳
推定年俸:370万ユーロ(およそ6.45億円)
30歳を迎える経験豊富なゴールキーパー、ミヒャエル・ツェッテラー。この数年間ブンデスリーガで安定したパフォーマンスを示しており、チームのディフェンス面を統率する存在だ。
長い間サブとしてプレーしてきた選手であるが、ヴェルダー・ブレーメンで2023-24シーズンから継続的に出場機会を獲得し、ブンデスリーガでようやくその力を発揮した。
そして今夏のマーケットでアイントラハト・フランクフルトと4年契約を締結。給与についてもチームで屈指の額を受け取ることになったようだ。
3位タイ:堂安律

国籍:日本
年齢:27歳
推定年俸:400万ユーロ(およそ6.97億円)
日本代表MFの堂安律は、この夏にフライブルクから加入してすぐに存在感を発揮した主力アタッカー。前線からの激しい守備や鋭いドリブル、強烈なシュートや決定的なラストパスなど、多彩な攻撃オプションをチームに提供している。
若くしてJリーグを飛び出し、オランダで培った実力をドイツでも遺憾なく発揮。サイドからゴールを生み出す得点源としての要求に答えるプレーを見せている。
移籍金もかなり高額であったが、それに加えて年俸についてもクラブで五指に入るほどの額を約束されており、フロントの期待がうかがえるものになっている。
3位:ラスムス・クリステンセン

国籍:デンマーク
年齢:28歳
推定年俸:400万ユーロ(およそ6.97億円)
デンマーク代表として豊かな経験を持っているクリステンセン。大柄な体格を持ちながら、右サイドのポジションを複数こなし、豊富な運動量を誇る。積極的で堅実で、一貫性がある選手だ。
守備の対応のみならず、攻撃参加時のクロスやドリブルにも定評があり、開いたスペースを見逃さずに駆け上がる。
昨季はリーズ・ユナイテッドからのローン移籍だったが、今夏は完全移籍に切り替え。これによって給与もチーム屈指のものになった。
1位タイ:ヨナタン・ブルカルト

国籍:ドイツ
年齢:25歳
推定年俸:500万ユーロ(およそ8.71億円)
ヨナタン・ブルカルトはこの夏にマインツ05から加入したドイツ代表ストライカー。リヴァプールに去ったウーゴ・エキティケの後釜として期待され、序盤から得点を量産している。
昨季高い得点力と豊富な稼働率、ゴール前での駆け引きや冷静さで名を馳せた彼は、フランクフルトの期待を受けてチームトップタイの給与を提供されているという。
昨年には国際試合にもデビューし、ここまで3試合に出場。彼自身にとっても、フランクフルトでの初年度は「ドイツ代表でのポジションを確保するため」の重要なシーズンになりそうだ。
1位:ロビン・コッホ

国籍:ドイツ
年齢:29歳
推定年俸:500万ユーロ(およそ8.71億円)
ドイツ代表としても15試合に出場した経験を持っている信頼性の高いセンターバックは、契約をこの夏に2030年まで更新しており、ケヴィン・トラップの後をついでキャプテンにも就任した。
中盤の守備的ミッドフィルダーとしてもプレーすることができる彼は、後方からのボールさばきやパス出しにも力を発揮する現代的な選手であり、フランクフルトを攻守にわたって支えている。
ディフェンス面でも読みの鋭さや空中戦、リーダーシップでチームの安定性に寄与する活躍を見せており、ベテランとして若手をまとめる役割も果たしている。
ちなみに、サイトによって給与の推定額には相違があり、堂安律とロビン・コッホが最高額になるという情報もある。
※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。