かつて香川真司もプレーしたイングランドの名門マンチェスター・ユナイテッド。

そのユナイテッドで神童として期待されていた悪童メイソン・グリーンウッドの行動が物議を醸している。

グリーンウッドは、2020年に弱冠18歳でイングランド代表デビューを飾ったが、2022年に女性に対する性的暴行未遂容疑などで逮捕された。

不起訴となったものの、女性団体などから強い反発があったことでユナイテッドでは復帰できず。

スペインのヘタフェを経て、2024年夏にフランス1部マルセイユに放出されるとシーズン22ゴールと大暴れしたが、イングランド代表からは実質的な永久追放状態にある。

そのグリーンウッドは、9日に行われたアストン・ヴィラとのプレシーズンマッチに出場したが、乱闘沙汰を起こした。

グリーンウッドは、足を削ったヴィラMFアンドレ・オナナから詰め寄られると、相手を嘲笑するような表情を浮かべた後に唾を吐きかけたように見えた。

これに怒ったヴィラのキャプテンであるDFタイロン・ミングスは、グリーンウッドの襟元を掴んで引きずりまわしていた(ミングスは196cmの巨漢)。

『Manchester Evening News』は、「元ユナイテッドFWグリーンウッドが、アストン・ヴィラとのフレンドリーマッチで乱闘騒ぎを起こした」と伝えていた。

なんでも、ミングスはグリーンウッドのユニフォームを引き裂いたようで、グリーンウッドはユニフォームなしのまま交代したとも。

なお、23歳になったグリーンウッドは、父親の祖国であるジャマイカ代表に鞍替えするとされている。

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