
インドネシアを相手にホームで6-0の大勝を収めた日本代表。
A代表4試合目の出場となった20歳の高井幸大は、攻守に目を配りながら最終ラインでチームをけん引し、改めてその能力を高さを見せつけている。
サッカー解説者兼指導者の林陵平氏は試合中、「高井のパフォーマンスが凄い。ファン・ダイクみたい」とSNSへ投稿。高井のプレーをリヴァプールの中心選手であるオランダ代表センターバックにたとえた。
そんな高井がインドネシア戦後に行ったSNSへの投稿が話題になっている。
高井はInstagramで「応援ありがとうございました!」と発信したのだが、そこには試合前のチーム写真とともに「#初めての1列目」というハッシュタグが。
実は撮影の際、高井は普段の後列ではなく前列で写真に納まっていたのだ。

背の高い選手は基本的に後列となることが多く、高井のようにこの日のチームで一番高身長の選手が前列に来るのは異例中の異例。子供の頃から「身長順に並ぶときは常に一番後ろ」だったという高井にとっても初めての経験だったようだ。
写真をよく見ると高井はかなりかがんでいることが分かる。その高井の足に、この日キャプテンを務めた隣の久保建英があえて手を添えているので、もしかしたら彼が仕掛け人だったのかもしれない。
プロデビュー3年目で日本代表に定着し、そのキャラクターを発揮しつつある高井。川崎フロンターレでプレーする20歳が1年後のワールドカップまでの道筋をどのように描いていくのか注目される。