【プロ野球 2025年・ルーキー通信簿/東北楽天イーグルス編】5球団競合の宗山塁は球宴に出場も、打撃に苦しんだ1年目

【プロ野球 2025年・ルーキー通信簿/東北楽天イーグルス編...の画像はこちら >>



2025年シーズンにチーームに加わったルーキー選手たちの活躍を振り返る短期連載。今回は、粘りを見せるも、Aクラスにはわずかに及ばず。

4年連続4位に終わった東北楽天ゴールデンイーグルスの2025年を振り返る。



20年に一人の逸材・宗山は一度も抹消されることなく1軍定着



大卒、社会人、独立と即戦力重視のドラフトを展開した東北楽天は、支配下6名、育成1名の計7 選手を指名した。



【プロ野球 2025年・ルーキー通信簿/東北楽天イーグルス編...の画像はこちら >>

5球団競合の宗山(右)は、レギュラーとして122試合に出場した。写真:共同通信



今季は5名の新人選手が1軍デビューを果たしたが、5球団競合の末に獲得したドラフト1位宗山塁への期待度は大きなものだった。



開幕スタメン出場を勝ち取り、その試合で最終の4打席目でプロ初安打と初打点をマーク。その後5試合連続安打と能力の高さを示していく。しかしプロの世界はそう甘くなく、調子の波の激しさもあり大きなインパクトは残せず。選手間投票でオールスターゲームに初選出されるなどの存在感を示す場面も見られたが、特に後半戦は打撃不振に苦しんだ。



122試合と12球団のルーキー野手で最も出場したものの、シーズンを通しては打率.260、本塁打3、打点27という数字に終わり、通信簿は『B』となった。



ドラフト時のハードルの高さから見ると、もう少し打率を残してほしかった印象があり、定評のあった守備でも失策12があるなど、期待値を超えられない内容に。それでも素質の高さは一級品なだけに、来季以降への巻き返しに期待したいドラフト時のハードルの高さから見ると、もう少し打率を残してほしかった印象があり、定評のあった守備でも失策12があるなど、期待値を超えられない内容に。それでも素質の高さは一級品なだけに、来季以降への巻き返しに期待したい。



明治大学から東北楽天イーグルスにドラフト1位で入団した宗山塁内野手は、76試合、率.249、本2、点20、盗4、振52、失10。

通信簿は『A』評価。



 さらに球団の新人では初となる開幕から5試合連続安打を記録。4月16日のホークス戦では上沢直之からライトスタンドへプロ第1号となるソロ本塁打を放った。



その他のルーキー野手2人(ドラフト5位・吉納翼、ドラフト6位・陽柏翔)とも、基準に達しなかったため評価対象外に。



1軍デビューの投手は2人で、ドラフト4位の江原雅裕が30試合に登板して、1勝1敗1ホールド、防御率3.45という数字で通信簿「B」。即戦力として春季キャンプで一軍に抜擢されるとオープン戦でも結果を残し、開幕一軍入りをつかんだ江原は、バファローズとの開幕戦でプロ初登板を果たすと1回無失点。6月15日のタイガース戦ではプロ初ホールドを記録した。防御率3点台で、リリーフとして存在感を示す立場になるにはまだ課題も多いが、1年目で30試合登板は褒められるものだ。



ちなみに昨オフのドラフトで、お笑い芸人のエハラマサヒロがX(旧Twitter)で反応。名前が同じ読みであったことから「楽天4位で指名していただいてありがとうございます」とつづり、「♯42歳でドラフトかかった」とハッシュタグ付きで記したことも話題に。将来的に何らかの形で共演が実現するか期待したい。



大谷翔平は何位?世界で最も稼いでいるアスリートTOP10(2026年版)



独立出身のドラフト3位・中込陽翔は、出場数が基準に達しなかったため評価対象外に。

それでも闘志を前面に出した気迫のピッチングは今後の成長に魅力を感じる存在。ファンに呼ばれたいニックネームは「マッスルナカゴミ」と語る右腕の勝負メシは、「鶏肉、ブロッコリー」。筋肉マニアとしても、話題を集め、リリーフの中心的存在に成長できるか注目だ。



【プロ野球 2025年・ルーキー通信簿/東北楽天イーグルス編】5球団競合の宗山塁は球宴に出場も、打撃に苦しんだ1年目
画像: 東北楽天の入団会見に臨む、宗山塁ら7選手写真:共同通信

東北楽天の入団会見に臨む、宗山塁ら7選手写真:共同通信



2024年 東北楽天ゴールデンイーグルス 新人選手指名一覧



[ 表が省略されました。オリジナルサイトでご覧ください ]



※1巡目: 埼玉西武、広島東洋、北海道日本ハム、福岡ソフトバンクと重複、抽選で確定



2024年 東北楽天ゴールデンイーグルス 育成選手指名一覧



[ 表が省略されました。オリジナルサイトでご覧ください ]



構成/Baseball Times 文/高橋健二

編集部おすすめ