日本代表MF久保建英が所属するスペインのレアル・ソシエダは、この夏もプレシーズンに来日する。

クラブは来日メンバーを発表しており、もうすぐ日本に降り立つ(久保はスペインに帰国せずに古巣のFC東京でトレーニングを続けていた)。

ソシエダの地元紙『El Diario Vasco』は、来日ツアーについてこう伝えている。

「マドリードから15時間かけて日本に向かうチームは午後5時に長崎へ向けて出発する。

日本のブランド(YASUDAグループ)はユニフォーム前面にロゴが表示されなくなったが、ソシエダにとって引き続き重要なパートナーだ。

7月から始まる今回のツアーは、両者が日本で既に実施している人材育成、教育、トレーニング計画の安定化と強化に重点を置くことになる。

ソシエダの来日メンバーは、幹部数名を含む60名強の選手で構成されている。

チームはマドリードへ短時間のフライトで移動し、そこからトルコ航空の飛行機に乗り込み、日本最西端の都市の一つである長崎へ向かった。

そこで待っていたのは久保。彼は過去1週間、日本への再渡航を避けるため、古巣のFC東京でトレーニングを続けており、まもなくチームに合流する。

(日本で)予想される高温を避けるため、すべてのトレーニングセッションは午後に行われる。

長崎では連日30度を超える猛暑が予想されているが、雨が降る日もあるだろう。

この時期の最大の難点は、湿度の高さ。湿度は100%に達することも珍しくなく、大量の汗をかく。

蒸し暑さと息苦しさはトレーニングや試合には理想的ではない。そのため、すべてのセッションは午後6時30分から行われる」

ソシエダは21日にV・ファーレン長崎、25日に横浜FCとの親善試合を行う。

同紙は「(長崎戦は)PEACE STADIUMで行われるが、滞在するホテルはスタジアム内にあるため、チームは遠くまで移動する必要はない」とも伝えていた。

長崎のホームである同スタジアムは、日本初のホテル一体型スタジアムになっている。

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