「差別を助長するな、サッカーに集中しろ」戦争批判のグアルディオラ監督、ユダヤ人組合から勧告受ける

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マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督に対し、イングランドのユダヤ人コミュニティの代表者が「差別を助長する発言をやめろ」と勧告したとのこと。



グアルディオラ監督は先日バルセロナで行われたチャリティーイベントに出席し、パレスチナの子どもたちを支援する演説を行ったほか、記者会見において世界中で発生している戦争や紛争に反対するコメントを発表していた。



「人類の歴史において、今ほどそれらの情報が目の前に鮮明に映し出されたことはなかったはずだ。



パレスチナ自治区におけるジェノサイド。ウクライナ侵攻によって起きたこと。スーダンで発生した紛争。これらは我々人類の問題だ。



祖国から逃げなければならず、危険な海をわたり、ボートに乗って救助を求める人々がいる。それが正しいかどうかを問うよりも、まずは救わなければいけない。それは一人の人間の話なのだ。同意するか、批判するかは、その後で構わない。死にゆく人々を助けなければならない。



人間を守ることこそが、我々に残された唯一の力だ。なのに今、我々はなんのために殺し合っているのか。

そのような映像を見ると、とても残念で、胸が痛む。



私の正義の観点から見れば、話さなければならない。そうでなければ、ただ先に進んでいくだけだ。アメリカ合衆国で何が起こったかを考えてほしい。レネー・グッドとアレックス・プレッティがICEに殺害された。それをどうやって擁護できるのか。



完璧な社会など存在しない。そのような場所もない。私も完璧ではないが、より良くなるために努力しなければならないのだ」



しかしながら『Guardian』などによれば、それに対してマンチェスターのユダヤ人コミュニティはジョゼップ・グアルディオラ監督の発言を非難する声明を発表。差別を助長する発言であるとして「言葉に注意しなさい」と勧告したとのこと。



「ユダヤ人が世界中で攻撃に耐えてきたことを踏まえて、我々は著名人の方々に言葉遣いを気をつけるよう繰り返し要求してきた。ジョゼップ・グアルディオラはサッカーの監督であり、彼の発言は善意に基づくものかもしれないが、サッカーに集中すべきである。



グアルディオラが国際情勢に関する発言をしたことで失望させられている。エティハド・スタジアムから数マイルの場所でテロ攻撃を受けたユダヤ人コミュニティ、そして彼が挑発的な発言を行った場所からほど近くで反ユダヤ主義の暴力に脅かされている人々、彼らとの連帯を示さなかったことは特に腹立たしいものだ。



我々が直面している大きなリスクを考えると、グアルディオラ氏には今後の発言にもっと注意することを強く求める」



実は日本代表も…大会から「追放や参加禁止」になったチーム



イスラエルのパレスチナ侵攻によってユダヤ人コミュニティに対する差別的な行動が多くなっており、グアルディオラ監督の発言はそれを助長するものだ…とのことだ。



筆者:石井彰(編集部)

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