前回W杯で日本に敗れたドイツ代表、“黒歴史”を反省…今回は政治的アピールを中止

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2022年のカタールW杯で、日本代表との対戦前、口を覆うなどの政治的アピールが注目を集めたドイツ代表。



この背景には、多様性促進のため「One Love」と描かれた腕章を着用することが、FIFAによって阻まれたことに対する抗議という側面があった。



結果的に、ドイツ代表はこのパフォーマンスを行った日本戦で手痛い敗北。2大会連続のグループリーグ敗北へとつながり、「政治的アピールに夢中でサッカーをおろそかにした」として、世界中のサッカーファンの嘲笑の的となった。



ドイツ国営メディア『DW』によると、こうした“黒歴史”を反省し、ドイツ代表チームは今大会では政治的アピールを自粛するようだ。



ドイツ代表チームのスポーツディレクターを務めたルディ・フェラー氏は今年のW杯について「カタールでの惨事のように、試合当日に話題になるということはあり得ない」と強調した。



また、ケルン体育大学のユルゲン・ミッターク教授は同紙の取材に対し「実際は、彼らは象徴的には強かったが、スポーツとしては弱かったため、かなりの嘲笑を浴びた」として、政治的アピールが批判を集めた理由はドイツ代表が弱かったからだと指摘している。



カタールW杯での事件以降、ドイツ国内ではスポーツの国際試合における政治的働きかけを控える動きが続いているという。



もちろん、注目度の高いスポーツの舞台で、政治的アピールを行うことは、弱い立場にいる人々をエンパワメントすることにも繋がる。



北米で開催される2026年のW杯においても、トランプ大統領とFIFAのインファンティーノ会長による目に余る暴挙に対して、静観を行うことは決して望ましい状況とは言えないだろう。



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しかしながら、選手の第一の目標は勝利であることは揺るがない。ドイツサッカーはより、現実主義的な形へと変わりつつあるようだ。

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