「まったく容認できない」世界的名門クラブ指揮官、ブラジル代表FWの人種差別被害に言及…過去には自身も差別の被害に

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今季途中から名門チェルシーの監督に就任したイングランド人指揮官リアム・ロシニアー監督。



欧州サッカー界で再燃した人種差別問題に強い憤りを示し、明確な立場を表明した。



イギリスメディア『Football London』は現地時間18日、ロシニアー監督がプレミアリーグ・バーンリー戦前の記者会見で、レアル・マドリーのヴィニシウス・ジュニオールがベンフィカ戦で受けた人種差別的発言疑惑について問われ、「まったく容認できない」とコメントしたと伝えた。



ヴィニシウスが所属するレアル・マドリーは、現地時間17日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)・ノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグでポルトガルの強豪ベンフィカと対戦。



この試合は、後半開始早々にヴィニシウスが得点を決めた際に見せたセレブレーションが発端となり、荒れた試合展開に。後半途中に、ヴィニシウスがベンフィカのアルゼンチン代表FWジャンルカ・プレスティアーニが口元を隠しながら、人種差別発言をしたと主張したことで試合は約10分間中断される事態となった。



ヴィニシウスは、ゴール直後にも相手選手から「サル」と言われたと主張しており、世界中のメディアが、この「人種差別被害」の真相について報じている状況だ。



同監督は、「人種差別はサッカーだけでなく、社会全体で受け入れられない。まったく許容できない」。さらに「もし選手やコーチ、マネージャーが人種差別で有罪と判断された場合、その人はサッカー界にいるべきではない。それが私にとってのシンプルな答えだ」と断言した。



監督は自身も過去に人種差別を受けた経験があると明かし、「自分が誇りに思うことで差別されるというのは、想像を絶するほど最悪の気持ちになる。人種差別には歴史的な背景がある。このクラブの監督として、声明を出す必要がある」と強調。



ヴィニシウスが試合中に動揺した様子についても、「選手が動揺しているとき、たいてい理由がある」と指摘し、被害者の心情に理解を示した。一方で、現在UEFAが調査中の具体的な事件については「調査中の件については話せない」と慎重な姿勢を崩さなかった。



また、ジョゼ・モウリーニョ氏の関連コメントについても「文脈がわからない以上、判断はできない」としつつ、「人種はゴールセレブレーションに関係ない」と繰り返し、人種差別へのゼロトレランスを訴えた。



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ロシニアー監督のこの発言は、欧州サッカー界における人種差別根絶に向けた議論に新たな声を加えるものとなるのか。



筆者:江島耕太郎(編集部)

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