
世界最速で2026年W杯予選突破を決めた日本代表。6月10日に行われた予選最終戦ではインドネシアを0-6で一蹴した。
近年のインドネシア代表は、旧宗主国であるオランダ系の選手を多く帰化させてきた。
元オランダ代表であるパトリック・クライファート監督のもとでもその勢いを加速させ、17人もの帰化選手を擁している。
インドネシアは10月にW杯予選プレーオフで、サウジアラビア、イラクと対戦するが、『Bola』によれば、さらに9選手が帰化候補に挙がっているという。
3月に帰化させたばかりのオランダ系FWオレ・ロメニーが負傷で10月までに間に合わない可能性があるため、セリエAのボローニャに所属するFWタイス・ドリンガらを新たな帰化候補としてピックアップしているとのこと。
24歳のタイス・ドリンガは、オランダ生まれで190cmの長身ストライカー。
ボローニャ加入1年目の昨季は、CLドルトムント戦を含めて7ゴールを叩き出した。もし、インドネシアに加われば大きな戦力になる。
インドネシア代表のチームマネージャーであるスマルジ氏は、帰化は単なる短期的なプロジェクトではないと強調しつつ、一流の実力を持つ選手のみが帰化手続きの対象となると述べているが、果たして。
10月のW杯予選プレーオフでは各グループで1位になった2チームがW杯行き確定。2位の2チームは大陸間プレーオフに進むために11月の2連戦を戦い、3位は敗退となる。
もし、インドネシアがW杯出場となれば、オランダ領だった1938年大会以来のことになる。