現在イタリア・セリエAのパルマでレギュラーとしてゴールマウスを守っている日本代表GK鈴木彩艶。

先日のナポリ戦では、首位のクラブを相手に素晴らしいセーブを連発してクリーンシートを達成し、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれる活躍を見せた。

ヨーロッパの5大リーグにおいて、2002年以降に生まれたゴールキーパーのなかで最も多くのセーブ数を記録したとも伝えられており、そのプレーは高く評価されている。

そのため多くのクラブから関心を集めており、中でもプレミアリーグのチェルシーとマンチェスター・ユナイテッドの名前は複数のメディアで伝えられてきた。

『Teamtalk』によれば、チェルシーは現在2名のゴールキーパーを獲得候補にしており、その一人が鈴木彩艶であるという。

チェルシーは現在ロベルト・サンチェスとフィリップ・ヨルゲンセンがゴールマウスを守っているものの、エンツォ・マレスカ監督を納得させるだけのパフォーマンスを見せられていない。

チームとしてもこの数シーズンはゴールキーパーのポジションが安定していないことから、改めてこの夏のマーケットで長期的に守護神となれる選手を獲得したいと考えているそうだ。

その候補となっているのが、バーンリーFCのGKジェームズ・トラッフォードと、パルマのGK鈴木彩艶であるという。

鈴木彩艶については、エンツォ・マレスカ監督が求めているポゼッション重視のスタイルにも合致するだけの攻撃能力を備えているほか、プレッシャーをかけられた中でも冷静にプレーできる点が評価されているようだ。

なお、マンチェスター・ユナイテッドも依然として鈴木彩艶の獲得に関心を持っているものの、クラブの財政的な問題もあり、まだ移籍市場での動きについては不透明な部分が多いとのこと。

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