Jリーグは26日、同日開催した理事会において、2026-27シーズンよりJ3クラブでの監督指導者ライセンスの基準を変更する方針を決定したと発表した。

2025シーズン終了後、半年間の「2026特別シーズン」を経て、秋春制へのシーズン移行を実施するJリーグ。

このタイミングで多くの変更がなされるが、監督の指導者ライセンスに関する基準も一部変更されることになった。

これまで「J3クラブは、有効なJFA Proライセンスを保有する者(またはJFA技術委員会においてJFA Proライセンス相当と認められた者)をトップチームの監督に置かなければならない」とされていたが、2026-27シーズンからは以下のように変更される。

「J3クラブは、有効なJFA A級ジェネラルライセンス以上を保有する者(またはJFA技術委員会においてJFA A級ジェネラル以上のライセンス相当と認められた者)をトップチームの監督に置かなければならない。

※なお、J3クラブがAFCクラブ競技会に出場する場合はJFA Proライセンスが必須である」

J3で指揮を執るために必要な指導者ライセンスが、「JFA Proライセンス」から一つ下の「JFA A級ジェネラルライセンス以上」に変更。

Jリーグはこの変更に関して、「今回の変更を通して、新たな指導者人材の登用にこれまでより挑戦しやすい機会づくりを行ってまいります」と狙いを綴っており、若い指導者などがJリーグの舞台で自らの力を試しやすくなるとみられる。

変更時期は2026-27シーズンから。なお、関連する諸規則は今後、Jリーグの社員総会および理事会での決議を経て決定される。

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