8大会連続でW杯出場を決めた日本代表は、FIFAランキングでアジアトップの15位につけている。

一方、FIFAランク18位の韓国は、W杯アジア最終予選グループBで首位に立っているが、格下相手の取りこぼしも目立つ。

また、代表監督人事をめぐる問題も物議を醸した。

そうしたなか、『朝鮮日報』は、「日本サッカーに後れをとった理由」という話題を伝えている。韓国サッカー協会の問題などを指摘しつつ、日本との差異にも言及していた。

「日本の躍進は、韓国国民とサッカーファンの怒りをさらに募らせている。日本サッカーの商業的価値を見れば、現状が如実に表れている。

現在、Jリーグの賞金は優勝チームに3億円、準優勝チームに1億2000万円。この賞金に加え、放映権料に基づく配当金も支給される。

この配当金は、2017年にDAZNと締結した総額2兆ウォン(2087億円)の10年間の放映権契約に基づいたもの。

韓国Kリーグ1の優勝賞金はわずか5億ウォン(5211万円)。2012年に5億ウォンに設定されて以来、現在まで据え置かれている。一方、国内プロ野球の優勝賞金は約29億ウォン(3億円)だ。

Jリーグの豊富な予算をもとに、日本サッカーは育成戦略と代表チームの運営効率を最大化し、FIFAランキングを15位まで引き上げた。

2050年W杯優勝という明確な目標は羨ましい限りだ」

Jリーグは2025年度の配分金は21.6億円と発表している。

なお、韓国プロ野球KBOリーグの優勝配当金は、2023年は29.43億ウォン(3億円)だったが、2024年は52.5億ウォン(5.4億円)に増えたとか。

ポストシーズン16試合に35万人以上の観客が訪れるなど、チケット収入が過去最高を記録した影響もあるようだ。野球とサッカーは試合数がそもそも違うが。

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