日本中央競馬界(JRA)に所属する調教師の矢作芳人氏は23日、厩舎の公式X(旧Twitter)を更新。J1京都サンガFCの試合を観戦したことを報告した。

同氏は今年、世界最高賞金額の競走として知られるGⅠサウジカップを自身の管理馬フォーエバーヤングで制するなど、日本のみならず世界でもトップクラスの実績を持つ調教師として知られている。

日本のみならず、アメリカや欧州、オーストラリアでも管理馬を活躍させる同氏は、近年では「ハットマン(帽子の男)」の異名で世界中の競馬関係者の注目を集めている。

また、矢作氏は以前から厩舎名義で京都サンガのサポートカンパニーとして同クラブを支援しているほか、仏1部ASモナコにあやかった赤白を厩舎のテーマカラーに使用するなど、競馬界でも有数のサッカー好きとしても有名だ。

同氏が観戦した23日の試合は奇しくも、管理馬フォーエバーヤング、エリキングなどの馬主である藤田晋氏が代表取締役社長兼CEOを務める町田ゼルビアとの対戦だった。厩舎公式X(旧Twitter)でも「試合は引き分けで、藤田オーナーと痛み分けでした」と、藤田氏との奇妙な縁について言及している。

競馬界では他にも昨年テーオーロイヤルに騎乗し、GⅠ天皇賞・春を制した菱田裕二氏が同様に京都サンガのサポートカンパニーとして、同クラブを支援している。

「サッカー」と「競馬」の奇妙な縁でつながった人々のこれからの躍進に注目だ。

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