元ドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーが、リーグ・アンのパリ・サンジェルマン(PSG)退団を振り返った。
2023年9月にPSGからカタールのアル・アハリ・ドーハへ加入し、今冬に2028年6月30日まで契約を延長したドラクスラー。
ドラクスラーは、19日に『ル・パリジャン』紙が伝えたインタビューで「最初の6カ月は、おそらく人生最高の時期だった。素晴らしい日々だった」と回想。その上で「ネイマールとキリアン・エムバぺの加入で、状況は複雑になった。この二人の加入は、私にとって多くのことを変えた」と振り返った。
「彼らとプレーするのは喜びだった。ネイマールが加入したときは人生であんなことは見たことがなかった。信じられないんだよ!そして、それこそ私ができるだけ長くPSGに留まった理由でもある。キリアンがどんなレベルに成長していくのか、その姿を見たかった。あんな選手たちと一緒にピッチに立つのは、本当に喜びであり、誰もが夢見ることだ」
PSGでは公式戦198試合に出場し、26得点40アシストを記録。スター軍団とともに、数多くの国内タイトル獲得に貢献した。
「あのクラブが大好きだった。
しかし年々序列は低下し、2022年9月にはベンフィカ(ポルトガル1部)に1シーズンのみ期限付き移籍。その後2023年にカタールのアル・アハリ・ドーハへ渡った。
「パリはずっと好きだった。でも、カタールと契約する直前に強盗未遂事件が起きて、少し問題だと思った。妻を見ながら『カタールに行かなきゃ』と言ったんだ。
アル・アハリ・ドーハでは、ここまで公式戦38試合19得点14アシストと充実の時を過ごすドラクスラーの、さらなる活躍に期待が集まる。