14日に日本代表は、東京スタジアムでワールドカップの優勝候補ブラジル代表を迎える。

そうした中、ブラジルサッカー連盟の公式YouTubeチャンネル『CBF TV』は12日に、同国代表として来日中のコリンチャンスGKウーゴ・ソウザのインタビュー動画を投稿。

日本戦で念願のブラジル代表デビューを飾る見込みのGKが意気込みを語った。

1999年生まれのソウザは、10代のころから注目を浴び、プロデビュー前の2018年9月にブラジル代表に招集された経験がある。その後はフラメンゴ、シャヴェス(ポルトガル1部)でのプレーを経て、現在はコリンチャンスのゴールマウスを守っている。

ブラジルリーグ屈指のPKストッパーとして名を馳せており、2023年にはヴィッセル神戸が獲得に動いたと報じられていた。

カルロ・アンチェロッティ氏がブラジル代表の指揮官に就任して以降、継続して招集を受けており、14日の日本戦でついに代表デビューを果たす可能性が高い。

『CBF TV』がアップした動画内で、念願の代表デビューについて尋ねられたソウザは「最高の気分ですね。この瞬間のために人生をかけて努力してきました。(アンチェロッティ)監督やクラウディオ・タファレル(ブラジル代表GKコーチ)、そしてスタッフのみんなに認めてもらえて本当に嬉しいです。ここまで来られた自分を信じて戦います。少しの緊張やワクワクする気持ちはありますが、それは当たり前のこと。これが最初の一歩になればと思っています。このチャンスをもらえて本当に幸せです」と語った。

同選手は続けて「これはただの親善試合ではありません。僕にとって、家族や父、そしてこれまで支えてくれたすべての人にとって、夢の実現です。彼らからポジティブなエネルギーをすべて持って行って全力を尽くし、チームの勝利に貢献したいと思います」と、気合十分だ。

今回の国際Aマッチでは、長らく代表の守護神の座を争ってきたリヴァプールGKアリソンとフェネルバフチェGKエデルソンが帯同していない。ワールドカップ出場を狙う26歳のGKにとって、絶好のアピールの機会だ。

なお、14日午後7時半から東京スタジアムで行われる日本代表とブラジル代表の試合の模様は、テレビ朝日系列で全国生中継、TVerとABEMAでライブ中継される。

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