来月には各地で代表戦が行われるため、各国代表チームが招集選手を発表している。
そうしたなか、スコットランド代表は、ライアン・ゴールドが2014年以来初めて招集されたと発表した。
ゴールドは1995年生まれの28歳。小柄ながら俊敏で切れ味鋭い左足を持つことから、“ベビーメッシ”として期待された神童だった。2014年にスポルティングCPに引き抜かれると、田中順也とも一緒にプレーしている。
その後は4つのクラブにローンされるなどブレイクしきれず。2021年にはMLSのバンクーバー・ホワイトキャップスに移籍したが、アメリカでのプレーを評価され、代表に戻ってきた。
スティーヴ・クラーク代表監督は「彼はキャリアで変わった道を選んだ。若くしてスコットランドを離れ、遠回りの旅を経て、バンクーバーに辿りついた。そこでチーム内最高のひとり、最も価値ある選手のひとりになった。彼はクリエイティブな選手、他の選手とはちょっとタイプが異なる。間近で見られるのはいいことだろうね」と期待している。
なお、ゴールドはまだ代表戦の出場経験はない。

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