“トランプ発言”に反発のイラン代表、W杯の会場変更を要請

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中東情勢の緊張が続く中、サッカーの国際大会にも影響が及ぶ可能性が浮上している。



イギリスのアラビア語日刊紙『Asharq Al-Awsat』は現地時間14日、イラン政府は2026年FIFAワールドカップの自国代表の試合開催地を、アメリカから共同開催国のメキシコへ変更する案を検討していると報じた。



報道によれば、イランのスポーツ相アフマド・ドニャマリ氏は、国営通信社『IRNA』の取材に対し、この案について国際サッカー連盟(FIFA)と協議する意向を示した。ドニャマリ氏は「我々の選手たちが最終的にワールドカップに参加できる状況が整うことを望んでいる」と述べ、出場実現のためにスポーツ面から可能な手段を慎重に探る必要があるとの考えを示した。



2026年大会はアメリカ、メキシコ、カナダの3か国共催で、6月11日から7月19日まで開催予定。イランはグループステージでベルギー、ニュージーランド、エジプトと対戦する組み合わせとなっており、現時点では3試合すべてがアメリカ国内で実施される予定だ。



しかし、今年2月以降、アメリカとイスラエルがイランに対して空爆を行い、イラン側も西アジア諸国の地域で反撃を続けていることから、安全面を巡る懸念が高まっている。



ドニャマリ氏は一時、出場が困難になる可能性にも言及した。さらに、アメリカのドナルド・トランプ大統領は安全上の理由からイランの出場は「適切ではない」と発言。イラン側は「大会参加に関する最終判断はFIFAが下すものだ」と反論している。



実は日本代表も…大会から「追放や参加禁止」になったチーム



大会開催を控える中、政治・安全保障の問題がスポーツの舞台にどのような影響を与えるのか、国際サッカー界の対応が注目される。



筆者:江島耕太郎(編集部)

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