12日、J1リーグ第29節サンフレッチェ広島対京都サンガF.C.が行われ、1点を追う京都が後半43分にFWラファエル・エリアスの5戦連発弾で追いつき、1-1の引き分けに終わった。

優勝争いを繰り広げる両チーム。

特に首位・京都と勝点差4の広島にとっては絶対に勝っておきたかったゲームだった。

その広島は試合を通じて24本のシュートを放ち、後半18分にはキャプテンのDF佐々木翔が得点して先制に成功した。

このままでは終われない京都には攻め手が少なく、シュートは試合全体で5本に留まった。しかしアディショナルタイムに突入する寸前でエースが結果を残した。

DF宮本優太の縦パスを受け、前を向いたFWマルコ・トゥーリオがペナルティエリア内にグラウンダークロスを供給。このボールを、背中をゴールに向けた状態で受けたエリアスは反転しながらゴールの右隅に流し込んだ。

広島は再び突き放そうと攻勢に出るも、そのまま1-1で試合終了。エリアスにとっては第25節の名古屋グランパス戦から5試合連続ゴールとなった。リーグ戦16ゴール目であり、J1得点ランキング暫定首位(単独)に躍り出た。

エースの助っ人外国人のゴールで首位の座を守った京都。残り9試合でどのような戦いぶりを見せてくれるのか楽しみだ。

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