今月7日、FIFA女子ワールドカップの公式X(旧Twitter)が元なでしこジャパン監督の高倉麻子氏の日本代表時代の写真を投稿した。
⏪ 1995 #FIFAWWC.
What a kit. pic.twitter.com/bQfLkVFI5a
FIFA Women's World Cup (@FIFAWWC) June 7, 2025
同アカウントは「What a kit.」(「なんてユニフォームだ」)と添えて、1995年のFIFA女子世界選手権(現女子W杯)当時の高倉氏の写真をアップ。
当時のユニフォームはヤタガラスの羽をモティーフにしたデザインで、男子代表が「ドーハの悲劇」の際に着用していたことから「ドーハモデル」とも呼ばれる。
高倉氏は現在57歳で、中国女子スーパーリーグの上海盛麗足球倶楽部を指揮している。
現役時はMFとして読売ベレーザ(現日テレ・東京ヴェルディベレーザ)などで活躍し、1984年から1999年まで代表としてもプレー。現役引退後は年代別代表での指導を経て、2016年から2021年までなでしこジャパンを率いた。
笑顔が光る30年前の高倉氏の写真にX上では「今ならスーパーアイドルなれませんか?」「代表ユニはこれが一番好き」「美しいな」などのコメントが見られた。
「ドーハの悲劇」により、1994年W杯の舞台で男子代表が「ドーハモデル」をお披露目することはできなかったが、翌年になでしこジャパンがその斬新なデザインを世界に披露した。