スペイン1部のレアル・ソシエダでプレーする日本代表MF久保建英。
在籍4年目を迎えた24歳のレフティは、16日に行われたバレンシアとの開幕戦でいきなりゴールを決めて、チームに勝点1をもたらす活躍を見せた(試合は1-1の引き分け)。
昨シーズンのソシエダは得点力不足に苦しみ、11位に終わったこともあり、久保はチームに対して補強の必要性を訴えている。
『Marca』や『AS』によれば、今シーズンからソシエダを指揮するセルヒオ・フランシスコ監督は、久保に求めることについてこう話していたという。
「たくさんある。攻撃陣には連係プレーを求めている。ファイナルサードで選手が絡めば何かが起きる。
タケは外から中へ、そして、中から外へプレーできる。私が彼に何よりも求めているのは、ゴールの近くにいること。
攻撃陣には相手のバランスを崩すだけでなく、ゴールやアシストなどの数字を増やしてほしい」
昨シーズンのソシエダは、リーグ38試合でわずか35得点。そのなかで、久保は5ゴールを決めたが、アシストはなかった。
指揮官は、攻撃陣に目に見える結果を求めているようだ。
ソシエダは、24日の第2節でエスパニョールをホームに迎え撃つ。