
スポーツにおいても人生においても、最大の障壁は年齢だ。サッカー選手の中には早期で引退をする選手もいるが、健康やフィットネスを重視する者にとっては単なる数字に過ぎないこともある。
今回は『GMS』から「今のサッカー界において35歳以上のベストプレーヤーランキング」TOP5をご紹介する。
5位:クリスティアーノ・ロナウド
クラブ:アル・ナスル
年齢:40歳
クリスティアーノ・ロナウドは現在40歳だが、サウジアラビア・プロリーグでの彼の記録は全盛期のフィニッシャーを凌駕する。
確かにヨーロッパの一流リーグではないが、そこにいる選手の多くは欧州から大金で集められてきた者たちだ。気候の厳しさもあり、決して簡単なステージではない。
クラブレベルで1200試合以上に出場して900ゴール以上を決めてきた唯一の選手であるロナウド。40歳になってもトップレベルで活躍できることを証明している。
4位:マヌエル・ノイアー

クラブ:バイエルン・ミュンヘン
年齢:38歳
現在もクラブチームと代表チームでキャプテンを務めているマヌエル・ノイアー。いい意味で全く年齢が話題にならない選手であり、ほとんど影響を受けていないかのようだ。
かつてのような「スイーパーキーパー」ではなくなったかもしれないが、彼は今も俊敏性を維持しており、トップレベルの実力を備えている。バイエルンではすでに550試合以上に出場して250試合以上をクリーンシートで終えている。
このまま怪我なくキャリアが進めば、彼は40代になってもバイエルンでゴールマウスを守っていることだろう。
3位:ルカ・モドリッチ

クラブ:レアル・マドリー
年齢:39歳
今シーズン限りでレアル・マドリーとの契約が満了を迎えるルカ・モドリッチ。これによってエリートレベルでの終わりが近づいているようにも見えたが、そうはならないようだ。
ACミランなど多くのクラブが彼に関心を持っているほか、レアル・マドリーと再契約の可能性もあるという。それもそのはず、彼のパフォーマンスはまだまだトップレベルで通用することは誰の目から見ても明らかだ。
今季も全く衰えることのないパス精度とゲームを読む能力を見せており、さらに重要な試合を数多くこなしてきたことによる経験やリーダーシップも非常に素晴らしい価値がある。
2位:リオネル・メッシ

クラブ:インテル・マイアミ
年齢:37歳
サッカーの完成形を体現している魔術師は、30代なかばをすぎてヨーロッパを離れてからもなお、世界を驚かせるような瞬間を定期的に見せている。
アメリカのインテル・マイアミではブスケツやルイス・スアレスら盟友とともにプレーし、まるで数年若返ったかのように楽しそうなプレーをしている。
37歳という年齢でありながら、年齢を重ねても衰えることのない技術と創造性を備えており、。彼のドリブル、パス精度、フリーキックの技術は、まさに芸術の域に達している。
1位:ロベルト・レヴァンドフスキ

クラブ:バルセロナ
年齢:36歳
今年ロベルト・レヴァンドフスキがこのリストでトップに立つことに誰も疑問の余地はないはずだ。メッシやロナウドがヨーロッパを離れる中、レヴァンドフスキはバルセロナでピークを維持している。
彼の今期の数字はまさに驚異的なものであり、若い選手たちを牽引しながらチームに素晴らしいバランスを見出し、レアル・マドリーを凌駕する輝きを見せている。
36歳という年齢にも関わらず、レヴァンドフスキのフィジカルコンディションとメンタリティは20代の選手と何ら変わらない。ペナルティエリア内での冷静さ、正確なシュート技術、そして試合を読む能力は、まさに世界トップクラスの証明である。