名古屋グランパスからアルゼンチンのアルヘンティノス・ジュニオルスにレンタル移籍中の貴田遼河。

19歳の彼は、2024年アジアカップで日本代表のトレーニングパートナーも務めた逸材だ。

2024年からアルヘンティノスにレンタルされ、今季は2年目を過ごしている。

『Bolavip』は、貴田がアルヘンティノスのトップチームで初めて練習に参加すると伝えた。

「アルヘンティノス・ジュニオルスは、19歳の日本人FW貴田をトップチームに昇格させた。

チームは7月13日に開幕する後期リーグ開幕に向けて、プレシーズンのトレーニングを開始。ニコラス・ディエス監督は、リザーブチームから7選手を昇格させた。

注目すべきは、名古屋グランパスからのレンタル移籍で加入した19歳の日本人FW貴田だ。

2024年初頭に買い取りオプション付きの2年間のレンタル移籍で加入するとリザーブチームでのキャリアをスタート。そこで着実に力をつけ、今シーズンは先発として定着し、ボカ・ジュニオルス戦で既にゴールを決めている。

また、彼は日本のユース代表での経験も豊富で、9月に開幕するU-20W杯に招集される可能性もある。

スペイン語も話せないままアルゼンチンに到着した貴田は、2年目にはリザーブチームのスターティングメンバーとして定着し、大会15試合中14試合に先発出場、1,127分間の出場で3ゴール、イエローカード1枚を記録。

もし貴田がアルヘンティノスで1部リーグデビューを飾れば、アルゼンチンのトップリーグでプレーする3人目の日本人選手となる。2001年にボカでプレーした高原直泰(6試合出場1ゴール)、そして2006年から2010年までウラカンでプレーした加藤友介(15試合出場1ゴール)がいる」

アルヘンティノスは1904年創設の名門で、あのディエゴ・マラドーナやアレクシス・マカリステル(現リヴァプール)らを輩出してきたクラブ。

貴田はトップチームに参加するようで、1部リーグデビューも期待されているようだ。

追記:アルヘンティノス公式もトップチームのプレシーズンに参加する若手選手のひとりとして貴田を紹介している。

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