2026年W杯予選を世界最速で突破した日本代表。
ただ、現在はDFラインを中心に多くの離脱者が出ており、今月行われたメキシコ・アメリカとの連戦は1分1敗に終わった。
来月にはすでにW杯出場を決めているブラジル、パラグアイの南米2か国を招待して、親善試合を行う。
そうしたなか、ブラジルサッカー連盟は、日本・韓国と対戦するアジアツアーに向けた招集メンバーを10月1日に発表することを公式サイトで伝えた。
カルロ・アンチェロッティ監督の会見は、現地1日の15時から行われるとのこと(日本時間では2日の午前3時)。
注目のひとつは33歳のネイマールが招集されるかどうかだった。
ネイマールは2023年10月のウルグアイ戦で左ひざ前十字靭帯断裂と半月板損傷の大ケガを負うと、約1年後に復帰を果たした。
ただ、それ以降も代表戦のタイミングでコンディション不良が相次ぎ、いまだセレソンへの復帰は果たせていない。
アンチェロッティ監督は、『L'Équipe』のインタビューで「代表チームには最も才能のある選手たちが集結する必要がある。当然のことだろう。しかし、才能ある選手はフィジカルコンディションも良好でなければならない。80%ではなく、100%の力でなければならない。ネイマールはフィジカルコンディションを改善しつつある。彼は間違いなくブラジルで最も才能のある選手だ。
ただ、サントスに所属するネイマールは、今月18日から右大腿部に痛みを抱えており、21日のサンパウロ戦を欠場した。
『Globo』は、大腿直筋にグレード2の損傷を負ったネイマールは、全治4週間以上、最長12週間と見込まれており、11月までは復帰できないようだと伝えている。来月のアジアツアーでの招集は絶望的といえる。
ブラジルは10月10日にソウルで韓国と、10月14日に東京(味の素スタジアム)で日本と対戦する。