世界最速で2026年W杯予選を突破した日本代表。
近年、Jリーグでは体躯に優れた韓国人GKもプレーしてきた。
そうしたなか、韓国プロサッカー連盟は、19日の理事会で「2026年シーズンから外国人GKの登録が許可される」ことが決定したと発表した。その理由をこう説明している。
「1990年代半ば、Kリーグが8チームで運営されていた当時、ほとんどのクラブが外国人GKを起用していたため、国産GKの育成を図るために、1996年から外国人GKの試合出場数が段階的に制限され、1999年には外国人GKの登録が全面的に禁止された。
理事会は、GKという特殊なポジションにおける外国人選手の登録制限により、国産選手の年俸上昇率がフィールドプレーヤーに比べて過大になっていること、また、外国人GKの登録が許可された場合でも、当時と比べてクラブ数が大幅に増加しているため、国産GKも十分な出場機会を確保できると判断した」
外国人GK登録は韓国の1部・2部リーグの両方で認められることになったが、現在、1部リーグのチーム数は12、2部リーグは14チーム。
これを受けて韓国紙は「Kリーグ、『GK鎖国政策』終了」とも伝えている。
なお、日本と韓国は7月のE-1(東アジア選手権)で対戦する。