アメリカで開幕したFIFAクラブワールドカップ2025(クラブW杯)。
オセアニア王者として出場しているニュージーランド1部オークランド・シティは今大会唯一のセミプロチームだ。
オークランドは、現地時間15日に行われたバイエルンとの初戦で0-10という記録的な大敗を喫した。
ただ、セミプロである彼らは所属選手の多くが何らかの仕事をしながらサッカーをしている。本業としている仕事は、飲料販売店員や不動産代理人、教師、大学生、エンジニア、フォークリフトの運転手など様々だ。
1997年生まれのトレーシーは現在、動物用医薬品倉庫で働いている。同メディアの取材によると、トレーシーはクラブW杯に出場するために有給休暇と無給休暇を合わせて申請しなければならなかったという。
オークランドの守護神は「私は(クラブW杯に出るために)年次有給休暇と無給休暇を併用しなければなりませんでした。家賃や光熱費などの支払いは少しきついですが、バイエルン、ベンフィカ、ボカと対戦するのは100%の価値があります」とコメントした。
オークランドは現地時間20日にポルトガルの強豪ベンフィカと対戦する。