日本代表の上田綺世と渡辺剛が所属するオランダの名門フェイエノールト。
UEFAチャンピオンズリーグ予選では無念の敗退となったが、オランダ1部エールディヴィジでは開幕3連勝で首位に立っている。
スパルタを4-0で下した8月31日の試合で上田は2ゴールと活躍、渡辺もフル出場で無失点に貢献した。
チームを率いるロビン・ファンペルシー監督は、オランダ代表史上歴代1位の得点記録を持つレジェンドだが、日本人コンビを高く評価しているようだ。
現地紙『VP』などによれば、指揮官は試合後にこう語っていたそう。
「綺世のプレー、そして彼のインテンシティの高さを見ると、このような試合で彼のハードワークが報われたことを大変嬉しく思う。
彼は数週間素晴らしい活躍を見せており、今日も2ゴールを決めた。これは彼にとって大きな助けになるはずだ」
「相手の攻撃的脅威を効果的に封じ込めた。事前に話し合い、練習を重ねてきたことだ。特に渡辺のプレーは素晴らしかった」
加入3年目になる上田は、現地で厳しい批判にも晒されてきたが、今シーズンはリーグ開幕3試合で4ゴールと得点を量産している。
一方、空中戦の強さは日本人ディフェンダーとして最強クラスにある渡辺は、『WhoScored』によるとスパルタ戦で9回の空中戦勝利数を記録していたとのこと。
なお、上田と渡辺は日本代表メンバーに招集されており、6日にメキシコ、9日にはアメリカと対戦する。