日本代表海外組、今季チーム降格の悲劇に泣いた7人
日本代表海外組、今季チーム降格の悲劇に泣いた7人

欧州主要リーグは2024-25シーズンが終了した。

2026年ワールドカップまで1年となるなか、今季欧州でチーム降格を経験した主な日本代表経験者たちをまとめてみる。

三好康児

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ボーフム、ブンデスリーガ最下位で2部降格

28歳になったレフティは、昨季の無敗王者レヴァークーゼン相手にゴールを決めたものの、チームの不調と怪我に苦しんだ。

昨季所属していたバーミンガムは英2部から3部に降格しており、個人では2年続けて無念の降格を味わうことに(今季の岩田智輝らを補強したバーミンガムは2部昇格)。

確かな技術を持つ三好だが、怪我の影響もあり、2021年以降は日本代表から遠ざかっている。ボーフムとの契約は2028年まであるとされているが、果たして。

町野修斗

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ホルシュタイン・キール、ブンデスリーガ17位で2部降格

1900年創設のキールは史上初となるブンデス昇格を果たしたものの、1年で2部降格が決まった。そのなかで、25歳の町野は11ゴールと見事な活躍を見せ、日本代表への復帰も果たしている。

板倉滉と福田師王が所属するボルシアMGなどの複数クラブが獲得を狙っており、町野個人は来季もトップリーグでプレーしそうだ。

菅原由勢

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サウサンプトン、プレミアリーグ最下位で2部降格

これまでも吉田麻也、南野拓実、李忠成らが所属してきたサウサンプトン。1年でプレミアリーグに戻ってきたが、また1年で2部に降格することになった。

24歳の菅原はプレミアリーグで30試合に出場したが、終盤な出場機会が激減。セリエA王者ナポリが関心を寄せており、1シーズンで退団する可能性も。

サウサンプトンは松木玖生と高岡伶颯も保有しており、降格は彼らの去就にも影響しうる。

橋岡大樹

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ルートン、英2部22位で3部降格

1885年創設のルートンは、2023-24シーズンに歓喜のプレミアリーグ初昇格を果たした。

橋岡は2024年1月にチームに加わるも、チームは2部に降格。そして、今季は2部でも低迷し、3部への降格が決まってしまった。

怪我に苦しんだ橋岡は、今季17試合にしか出場できず。26歳になった彼は、来年のワールドカップを目指すためにも新天地を求めることになりそうだ。

伊東純也、中村敬斗、関根大輝

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スタッド・ランス、フランス1部16位(入れ替えプレーオフに敗れて2部降格)

1931年創設の古豪であるスタッド・ランスは、近年、日本とのつながりを強めてきた。

2022年に伊東、2023年に中村を獲得すると、今年1月には関根も加入。YASUDAグループがメインスポンサーになり、昨夏には日本ツアーも行った。

今季はリーグ戦で苦しむ一方、カップ戦では決勝に進出。だが、カップ戦で優勝を逃すと、2部への降格も決まる悲劇を味わうことに。

会長は、適切なオファーがなければ、伊東と中村は残留しうると述べたが、2026年ワールドカップを戦う日本代表にとっても彼らの去就は重要になるはず。

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