2026年W杯予選を世界最速で突破した日本代表。今月はW杯共催国であるアメリカ、メキシコとの親善試合を行う。
先月28日に発表された日本代表の招集メンバー25人のうち、18人は欧州クラブに所属する選手。
現在、欧州でプレーするDF陣に負傷離脱が相次いでいるため、荒木隼人(サンフレッチェ広島)と安藤智哉(アビスパ福岡)が招集されたものの、彼らを含めてもJリーグ勢は7人。
また、1日に追加招集された鎌田大地と佐野航大も欧州でプレーする選手だ(最終的には27人中20人が欧州組)。
韓国代表も日本と同じように今月にアメリカ、メキシコと対戦する。
そうしたなか、韓国紙『Xports News』は、「日本代表は本当に恐るべき!欧州組がなんと18人。北中米最強メキシコが対戦前に『驚愕』」という話題を伝えていた。
「北中米最強と目されるメキシコのメディアでさえ、日本代表が発表した招集メンバーに驚きを隠せなかった。
今回の名簿は、負傷離脱中の冨安健洋、伊藤洋輝、町田浩樹、高井幸大ら欧州でプレーする選手が欠けているにもかかわらず、多くの海外組選手が含まれていたのだ。
最終25人名簿のうちヨーロッパで活躍する選手は18人、Jリーグ所属選手は7人に過ぎない。
このメンバー構成は、日本代表と対戦するメキシコメディアからも注目を集めた。
8月30日、メキシコ紙『ESTO』は、日本代表の最も印象的な点として欧州を拠点とする選手たちを挙げ、『25人のうち、18人が欧州組で、チームの3分の2以上を占めている』と報じた。
さらに、『この事実は、日本が単に欧州で成功を収めるレベルを超え、すでに代表チームの基盤を形成している世代の選手たちの結束力が強固であることを改めて証明している。
負傷者が復帰すれば、日本代表における欧州組選手の割合は90%に達すると予想されている。
欧州組選手を中心にチームを編成することで、日本はパフォーマンスと国際競争力を同時に向上させている。
この親善試合は、日本代表にとって北中米の強豪チームを相手に実力を試し、長期的なチーム構成の安定性を確認する重要な機会となるだろう」
また、メキシコ紙『Record』も、「日本と韓国は両チームとも高いレベルでパフォーマンスを発揮しており、アジアサッカー連盟内ではトップクラス」と伝えている。
元日本代表監督のハビエル・アギーレが率いるメキシコは、北中米カリブ海諸国トップとなるFIFAランキング13位(日本は17位、韓国は23位)。日本戦は現地6日、韓国戦は9日に行われる。