栃木シティFCが田中パウロ淳一と契約延長!クラブの3年連続昇格に貢献した“選手兼インフルエンサー”

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今季J2優勝を達成した栃木シティFCは、MF田中パウロ淳一との契約更新を発表。



2月から始まるJ2・J3百年構想リーグ、来季のJ2に向けた重要な一手を打った。



田中は1993年生まれの32歳。大阪桐蔭高から2012年に川崎フロンターレへ加入後、ツエーゲン金沢FC岐阜、レノファ山口、松本山雅FCを渡り歩き、2023年に当時関東1部の栃木Cへ加入した。



初年度は18試合3得点を記録してJFL昇格し、2年目は25試合で6得点を挙げてJリーグ入会およびJ3昇格に貢献した。



在籍3年目の今季はJ3リーグ38試合11得点、リーグ最多14アシストを記録し、J2昇格の中心的役割を果たした。



同選手はピッチ外での存在感も際立つ。



田中はSNSでの発信にも積極的で、TikTokのアカウントは13万人超のフォロワーを抱え、サッカーテクニックの紹介やインフルエンサーとのコラボ動画などを通じて幅広い層から支持を集めている。



2025年には『TikTok Awards JapanのSports Creator of the Year』を受賞し、競技の枠を超えてサッカーの魅力を発信し続けている。



契約更新に際し、田中はクラブ公式ホームページを通じて次のようにコメントした。



「加入時に掲げていた『Jリーグに戻る』という目標は達成できましたが、栃木で受けた応援とサポートは、正直想像をはるかに超える桁違いのものでした。日々スタジアムや街で感じる声援、そしてクラブに関わるすべての方の想いが、僕をここまで押し上げてくれたと強く感じています。クラブとともに力を合わせ、こんな自分でもさらに上の舞台へ行けるということを、ピッチの上で証明します。」



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多方面で影響力を発揮する栃木Cの背番号77は、来季も栃木Cの未来を切り開く中心選手として、その存在感を示し続けることになるだろう。



筆者:江島耕太郎(編集部)

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