「サッカー王国」静岡が誇る球技専用スタジアムとして知られるIAIスタジアム日本平。
Jリーグ初年度の1993年から清水エスパルスのホームとして使用され、数々の名場面を生み出してきた。1999年のJリーグチャンピオンシップ第2戦、宿敵ジュビロ磐田を相手に澤登正朗が決めたフリーキック弾などはその最たるものだろう。
2009年3月からはスタジアムを所有者する静岡市と指定管理者を務める清水エスパルスのもと、ネーミングライツ(命名権)を導入。現在は地元企業のアイエイアイが年額3,146万円(税込)で契約している。
そんなIAIスタジアム日本平で一部設備の改修工事が始まった。その一つが、ホームゴール裏である西サイドスタンドの電光掲示板だ。
西サイドスタンド
— IAIスタジアム日本平(清水日本平運動公園) (@IAIstadium1991) December 22, 2025
電光掲示板を
LED大型映像装置化する工事中
新しいシーズンの幕開けに間に合うよう、
朝早くから作業をして下さっています#アイスタ pic.twitter.com/DbMnD2TpNr
スタジアムでひと際目を引く『IAI』の超大型看板は、2007年にメインスタンド側の大型映像装置「アストロビジョン」の使用が開始されたことに伴い、静止化した旧大型ビジョン。
これをLED化する事業費1億3千万が静岡市の2025年度予算で承認されており、今回、「アストロビジョン」のLED化と合わせて工事が行われている。
止まっていた時間が、再び動き出すことになる今回の大型ビジョン改修。
2007年以降に清水エスパルスのファン・サポーターになった方にとって、来季はこれまで以上に新鮮な気持ちでスタジアム観戦を楽しむことができるようになりそうだ。
清水エスパルスの来季ホーム開幕戦は、2月14日(土)か15日(日)、明治安田J1百年構想リーグの地域リーグラウンド第2節で京都サンガF.C.と対戦する。
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筆者:奥崎覚(編集部)
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