今月でジウ・ヴィセンテとの契約が満了を迎えるMF藤本寛也は、イングランド2部に昇格したバーミンガム・シティに加入する可能性が高まっているようだ。
『Birmingham Live』などの報道によれば、『Sport TV』などでジャーナリストを務めているセバスティアン・ソウザ=ピント氏がこのように伝えているとのこと。
「私が話すのは、ジウ・ヴィセンテとの契約が満了を迎えてフリーエージェントとなっているMF藤本寛也のことだ。知っている限り、バーミンガムとの契約は90~95%合意に至っている。成立まではまだ時間がかかるが、この数週間で非常に前向きな感触を得ている」
今季ポルトガル1部で30試合に出場し、5ゴール6アシストを決めてチームの残留に貢献した藤本寛也。東京ヴェルディから2020年にジウ・ヴィセンテへとローン移籍し、2022年に移籍金60万ユーロ(およそ1億円)で完全移籍。その際に結んだ契約がこの夏で満了を迎えるなか、移籍先がどこになるのか注目されていた。
バーミンガムは今季限りで攻撃的MFのキーラン・ドウェルが退団するため、その役割を果たせる選手がウィラム・ウィラムソンのみとなるという。そこで藤本寛也を獲得することによって、攻撃的MFのポジションの層を厚くする狙いがあるそうだ。
また、すでに岩田智輝と横山歩夢が所属しているため、チームに馴染むスピードも早くなりそうだと予想されている。