クリスタル・パレスで2シーズン目を迎えた日本代表MF鎌田大地。
29歳になったテクニシャンは、8月10日のリヴァプール戦で膝を負傷するアクシデントに見舞われた。
当初は4~6週間ほどの離脱が見込まれていたが、2週間半で試合に復帰。
1日のアストン・ヴィラ戦にも86分間出場し、PKを獲得するなどして、3-0の勝利に貢献している。
鎌田は、マンオブザマッチを選ぶファン投票でもDFマーク・グエイに次ぐ、2位の得票率を得ていた。
クラブ公式によれば、鎌田は試合後にこう話したそう。
「相手のプレースタイルと、僕らのスタイルはかなりマッチしていたと思う。
今日は自分たちのプランを貫いた。多くの時間で耐えなければいけなかったけれど、ハードワークした。全員がとてもよくやったし、だからこそ勝てた。
あまり先は見据えていない。インターナショナルブレイク後のサンダーランド戦に集中しなければいけない。その後はミッドウィークのカップ戦が続くので、集中を切らさないようにしなければいけない」
パレスは3-4-2-1システムで、ヴィラは4-2-3-1システム。耐える時間が多かったものの、戦い方がうまくはまったようだ。
一方、ホームで敗れたヴィラのウナイ・エメリ監督は「サポーターには申し訳ない。この結果に失望している。我々が試合を支配していたが、一つのミスを犯し、(鎌田のPK獲得から先制点を)決められてしまった。この敗戦は悔しい」と語っていた。
パレスは13日にサンダーランドと対戦するが、鎌田は日本代表に追加招集されており、アメリカ遠征に加わる。