スペインのサッカー討論番組『El Chiringuito de Jugones』は29日、スペイン1部バルセロナを率いるドイツ人指揮官ハンジ・フリック監督が、練習に遅刻した選手に不満をあらわにした映像を公開した。
同監督は規律面に対して非常に厳しい人物として知られ、フランス代表DFジュール・クンデは、試合当日に遅刻をしたことで今季3度も先発メンバーから外されている。
動画では、遅刻した6人の選手がフリック監督のもとに歩いて向かっている姿が撮影されており、同監督は両手を軽く広げて「なぜ歩く?」というような不満げなリアクションを取っている。
なお、今回練習に遅刻した選手は、アンス・ファティ、ラミン・ヤマル、イニゴ・マルティネス、パウ・ヴィクトル、フェルミン・ロペスの6人だという。
5月1日にインテル(イタリア・セリエA)とのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝1stレグを控えているバルセロナ。
この重要な一戦でもフリック監督が一貫して“罰則”を下し、メンバーが入れ替わることがあるのか。
バルセロナのファンは大一番前の不安の種となる一件だろう。