1945年8月9日に長崎へ原子爆弾が投下されてから、今年で80年になる。
そうしたなか、長崎市出身の元日本代表キャプテン吉田麻也は、9日に英語と日本語でこのようなメッセージをSNSに投稿した。
「(英語で)今日は長崎原爆投下から80年目です。この悲劇から80年が経ち、長崎には『PEACE STADIUM』と呼ばれるサッカースタジアムができました。長崎は今もなお世界平和の象徴として存在し続けています。すべての戦争犠牲者のご冥福をお祈りし、平和な世界が訪れることをお祈りいたします。
(日本語で)80回目の原爆の日。1年に一度は平和について考えてみよう」
37歳の吉田は、日本代表として歴代3位となる126試合に出場。現在は、アメリカMLSのLAギャラクシーでプレーしている
「PEACE STADIUM Connected by SoftBank」は、J2のV・ファーレン長崎が本拠地とするスタジアム。
その長崎で2023年からプレーするブラジル人マルコス・ギリェルメも日本語でこのようなメッセージをSNSに綴っていた。
「今日は、長崎でこの悲劇的な出来事が起きてから80年となります。そして、今ここで生き、学び、その物語を聞くことは、より一層心に響きます。
一方で、この地の人々が見せてきた、そして今も持ち続けている復興への強い意志とresilience(回復力)は本当に感動的で、周りにも力を与えてくれます。間違いなく、人生の大きな教訓です。
長崎が最後の原爆被害地であり、平和のメッセージが世界中に伝わることを心から願います。」
彼はチームメイトたちとともに長崎原爆資料館も訪れていたようだ。